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パイセン
「毎月、配当金が入ってくる生活を作りたい」
FIREを目指している投資家なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私自身もFIREを目指して投資を続ける中で、**「資産を売却して生活費を作るのではなく、保有資産から継続的に収入を得たい」**と考えるようになりました。
そんな中で興味を持ったのが、米国REITです。
私は以前から不動産投資に興味がありました。
しかし、現物不動産を購入するには大きな資金が必要です。
「不動産投資には興味がある。でも、いきなり物件を購入するほどの資金はない」
そこで調べ始めたのがREITでした。
REITなら、現物不動産を直接購入しなくても、不動産から生まれる収益を投資家として受け取ることができます。
さらに米国REITには、毎月配当を実施している銘柄もあります。
代表的なのが、
- Realty Income(O)
- Agree Realty(ADC)
- EPR Properties(EPR)
などです。
一方で、XLRE・VNQ・SCHH・IYRなどの主要REIT ETFは、基本的に四半期分配です。
では、
「米国REITで毎月配当を作り、最終的に配当金生活を目指すことはできるのか?」
この記事では、私自身の投資経験も交えながら、毎月配当REITと主要REIT ETFを比較していきます。
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私が米国REITに興味を持った理由
私がREITに興味を持った一番の理由は、以前から不動産投資に興味があったからです。
不動産には、
- 家賃収入
- 物件価値
- インフレへの対応
- 長期的なキャッシュフロー
など、株式投資とは違った魅力があります。
ただ、現物不動産を購入するとなると、物件価格だけでなく、
- 頭金
- ローン
- 管理費
- 修繕費
- 固定資産税
- 空室リスク
なども考えなければいけません。
そこで、
「もっと少額から不動産に投資できないのか?」
と考えたときに出てきた選択肢がREITでした。
REITなら、自分で物件を購入・管理する必要がなく、不動産会社や運用会社などを通じて不動産市場へ投資できます。
さらに米国REITには、毎月配当を実施する企業もあります。
FIREを目指している私にとって、
「資産形成」と「定期的なキャッシュフロー」
を考えるうえで、REITは非常に興味深い投資先だと感じました。
私が「高配当」だけを信用しなくなった理由
ただし、ここで私自身の投資経験から、一つ注意しておきたいことがあります。
それが、
「配当利回りが高い=良い投資先」とは限らない
ということです。
私は日本株ではヒューリックを保有しています。
不動産関連銘柄に投資することで、株式を通じて不動産ビジネスへ投資できる点にも魅力を感じています。
一方で、過去には失敗もありました。
ソニーFGが再上場した際、私は利回りに惑わされて保有した経験があります。
その後、株価が下落し、
「利回りが高いから買う」
という考え方だけでは不十分だったと実感しました。
この経験から、現在は高配当銘柄を見るとき、
「なぜ、この利回りになっているのか?」
を考えるようにしています。
株価が下落した結果として利回りが高くなっているのか。
それとも、業績やキャッシュフローが安定しているうえで、魅力的な利回りになっているのか。
この違いは非常に重要です。
SNSで紹介された銘柄をそのまま買わない
もう一つ、私自身が投資で経験した失敗があります。
それは、
SNSで紹介されていた銘柄を、自分で十分に調べずに保有してしまったこと
です。
SNSには魅力的な銘柄情報がたくさんあります。
「高配当」
「今が買い時」
「利回り○%」
「将来有望」
など、興味を引く情報も多くあります。
しかし、SNSで紹介されていることと、その銘柄が自分の投資目的に合っていることは別問題です。
この経験から、現在は銘柄を見るときに、
- どの業種なのか
- どの業種にどれくらい投資しているのか
- 収益源は何なのか
- 配当を維持できそうなのか
- 財務状況はどうなのか
- 株価は割高ではないのか
などを自分で確認するようにしています。
これは米国REITにも同じことが言えます。
米国REITで「毎月配当」は可能?
結論から言うと、可能です。
ただし、
「米国REIT ETFを1本買えば毎月配当になる」
という意味ではありません。
主要な米国REIT ETFは四半期分配が中心です。
一方、個別REITには毎月配当を実施している銘柄があります。
つまり、
REIT ETF
→ 分散投資しやすい
→ 四半期分配が中心
月次配当REIT
→ 毎月のキャッシュフローを作りやすい
→ 個別企業への集中リスクがある
という違いがあります。
米国REITで毎月配当を作る方法

ただし、私は**「毎月配当だから買う」という選び方はしないようにしています。**
毎月お金が入ってくることは魅力ですが、それ以上に、
「その配当を長期的に維持できるのか?」
を確認することが重要だと考えているからです。
毎月配当REITの代表銘柄3選
① Realty Income(O)
米国の毎月配当REITとして特に有名なのがRealty Incomeです。
「The Monthly Dividend Company」として知られ、長期にわたって月次配当を実施しています。
2026年には月次配当を0.2715ドルへ引き上げています。
Realty Incomeを見るとき、私が注目したいのは単純な利回りだけではありません。
「長期的に配当を維持・成長できるビジネスなのか」
という点です。
② Agree Realty(ADC)
Agree Realtyも毎月配当を実施している米国REITです。
主に小売施設をネットリース方式で保有・運用しています。
2026年9月には月0.267ドルの配当を発表しています。
こちらも利回りだけではなく、
- 保有物件
- テナント
- AFFO
- 財務体質
- 配当成長
などを確認したい銘柄です。
③ EPR Properties(EPR)
EPR Propertiesも毎月配当を実施しているREITです。
映画館やレジャー施設など、体験型不動産を中心に投資しています。
2026年9月には月0.31ドルの配当を発表しています。
利回りは比較的高い一方、投資対象となる不動産の特性が他のREITとは異なります。
そのため、
「高利回りだから買う」
のではなく、
「なぜ高い利回りになっているのか?」
まで確認する必要があります。
【実データ比較】毎月配当REIT3銘柄
| 銘柄 | 配当頻度 | 年間配当 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Realty Income(O) | 毎月 | 約3.25ドル | ネットリース |
| Agree Realty(ADC) | 毎月 | 約3.20ドル | 小売施設 |
| EPR Properties(EPR) | 毎月 | 約3.72ドル | 体験型不動産 |
※配当額は2026年9月時点の公表情報をもとにした参考値。株価・配当利回りは変動します。
【実グラフ】毎月配当REITの配当利回り比較
ここでは3銘柄の配当利回りを比較します。
米国REIT・毎月配当銘柄の配当利回り
2026年9月時点の参考値
※利回りは株価・配当額によって変動します。
REIT ETFなら分散投資がしやすい
毎月配当REITだけでなく、ETFも選択肢になります。
代表的なのが、
- XLRE
- VNQ
- SCHH
- IYR
です。
私は米国REITを調べる中で、こうしたETFについても比較してきました。
個別REITだけを見ると、
「この会社は大丈夫なのか?」
という個別企業のリスクが大きくなります。
一方、ETFなら複数のREITへまとめて投資できるため、個別銘柄への集中を避けやすくなります。
特に私が確認するのは、
「どの業種に、どれくらい投資しているのか」
という点です。
同じ「REIT ETF」でも、構成銘柄やセクターの比率には違いがあります。
▶︎米国REIT ETF「XLRE」の特徴・メリット・リスクを詳しく解説
米国REIT ETF4銘柄を比較
| ETF | 分配頻度 | 特徴 |
|---|---|---|
| XLRE | 四半期 | 米国不動産セクターに集中 |
| VNQ | 四半期 | 幅広い米国REITへ分散 |
| SCHH | 四半期 | 低コストでREITへ分散 |
| IYR | 四半期 | 米国不動産市場へ幅広く投資 |
ETFを選ぶときも、
「分配利回りが一番高いもの」
ではなく、
「どの不動産セクターへ、どの程度分散されているのか」
を確認することをおすすめします。
米国REITをこれから始めるなら、まずは代表的なREIT ETFの違いを確認しておきましょう。
▶︎米国REIT ETFおすすめ比較|XLRE・VNQ・SCHH・IYR
【実グラフ】主要米国REIT ETFの分配利回り
米国REIT ETF・分配利回り比較
各運用会社公表データをもとにした参考比較
※各ETFで利回りの算定方法・基準日が異なるため、比較用の参考値です。
うさぎパイセンが考える「配当金生活」で重要なこと
私はFIREを目指しているので、配当収入にはかなり興味があります。
ただ、今回のREITについて調べていく中で、
「毎月いくら入ってくるか」だけを目標にするのは危険
だと考えるようになりました。
例えば毎月30万円の配当があっても、元本が大きく減ってしまえば、FIRE後の生活を長期的に維持することは難しくなります。
だからこそ、
配当利回り
だけではなく、
配当の持続性+資産価値+事業の成長性
まで見る必要があります。
私自身、過去に「利回りに惑わされて保有した」という経験があるからこそ、現在はこの点を特に意識しています。
配当金生活にはいくら必要?
例えば、
毎月30万円
の配当収入を目標にするとします。
年間では、
30万円 × 12か月
= 360万円
です。
これを単純に利回り別で計算すると、
| 想定利回り | 必要元本 |
|---|---|
| 3% | 1億2,000万円 |
| 4% | 9,000万円 |
| 5% | 7,200万円 |
| 6% | 6,000万円 |
| 7% | 約5,143万円 |
例えば5%なら、
約7,200万円
が必要になります。
ただし、これは税引前の単純計算です。
実際には、
- 米国源泉税
- 日本の税金
- 外国税額控除
- 為替変動
- 配当の増減
などがあるため、手取り額は変わります。
【実グラフ】毎月30万円の配当に必要な元本
毎月30万円の配当に必要な元本
年間配当360万円・税引前の単純計算
計算式:年間必要配当額360万円 ÷ 想定配当利回り
うさぎパイセン流・米国REITのチェックポイント

今回の記事を作るにあたって、私自身が米国REITを見るときに重視したいポイントを整理しました。
① 配当利回りだけで選ばない
高利回りの理由を確認します。
② どの業種に投資しているか確認する
REITでは特に重要です。
住宅なのか、物流なのか、商業施設なのか、データセンターなのか。
不動産の種類によって景気や金利への反応も変わります。
③ セクターの比率を見る
私はETFを見るとき、
「どの業種にどの割合で投資しているのか」
を確認します。
分散投資のつもりでETFを買っても、特定セクターへの比率が高ければ、想像していたほど分散されていない可能性があるからです。
実際にXLRE・VNQ・SCHH・IYRでは、どのような銘柄・セクター構成になっているのか?
▶︎XLRE・VNQ・SCHH・IYRの銘柄,セクター構成を見る
④ 配当を維持できるか確認する
配当金生活を目指すなら、ここは特に重要です。
AFFOやFFO、配当性向などを確認し、
「今の配当を今後も維持できるのか?」
を考えます。
⑤ 財務体質を見る
REITは借入を利用して不動産を取得するため、
- 有利子負債
- 金利
- 借入期間
- 固定金利比率
- 格付け
なども確認します。
⑥ SNSの情報だけで買わない
これは私自身の失敗経験から特に意識していることです。
SNSで紹介されている銘柄を見つけること自体は悪いことではありません。
しかし、
「紹介されていたから買う」
ではなく、
「紹介された銘柄を自分で調べて、投資する理由を説明できる状態にする」
ことが重要だと考えています。
まとめ|米国REITで配当金生活はできる?
米国REITを活用して、毎月の配当収入を作ることは可能です。
特に、
- Realty Income(O)
- Agree Realty(ADC)
- EPR Properties(EPR)
などは毎月配当を実施している代表的なREITです。
一方、
- XLRE
- VNQ
- SCHH
- IYR
などのREIT ETFは、複数の不動産関連銘柄へ分散投資しやすいというメリットがあります。
私自身はFIREを目指していることもあり、配当収入には魅力を感じています。
また、もともと不動産投資に興味がありながら、現物不動産を購入する資金がないことから、REITについて調べるようになりました。
その中で、
「毎月配当だから買う」
ではなく、
「なぜその配当が出せるのか?」
を見ることが重要だと考えるようになりました。
過去に利回りに惑わされて銘柄を保有した経験や、SNSで紹介された銘柄を十分に調べずに購入した経験もあります。
だからこそ現在は、
配当利回り+業績+財務+不動産の種類+セクター比率+バリュエーション
を確認してから投資判断することを意識しています。
米国REITでFIREや配当金生活を目指すなら、
「毎月いくらもらえるか」だけではなく、「その配当を長期的に維持できるか」
まで考えることが重要です。
「そもそも金利が下がると、なぜREITが注目されるの?」
※本記事は情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。配当金・株価・為替は変動します。過去の実績は将来の運用成果を保証するものではありません。
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