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こんにちは!うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は米国ETF「SPY」について解説していこうと思います。
「SPY」ってどんなETFなのか言うと東京証券取引所に上場しているS&P500指数に連動するETFです。
この記事では
・「SPY」って何?
・「SPY」に投資するとどんなメリット・デメリットがあるの?
・S&P500指数に連動するETFって他にないの?
これらの疑問を解決していこうと思います。
・「SPY」に投資するメリット・デメリットについてわかる
・その他のS&P500指数ETFについて知ることができる
また、「SPY」は日本の証券所に上場している為、基本的にどの証券会社でも購入可能です。
しかし、のちに米国株に投資する可能性があるのであれば、【SBI証券】がおすすめです!
なぜ、おすすめしているかは下記の記事にまとめていますので是非こちらもチェックしてみてください❗️
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ1.「SPY」って何?
「SPY」とは世界三大運用会社「ステート・ストリート」が運用するETFです。
「SPY」は米国のETFですが、日本の証券取引所にも上場しており、証券コード:1557が同一商品となっています。
「SPY」について解説する前に「SPY」が連動している指数「S&P500指数」について解説していきます。
S&P500指数とは
S&P 500®指数は、世界産業分類基準(GICS)において定義される全11業種に分散された米国の大型株式で構成される指数。米国の上場企業の中から厳選された500銘柄で構成される指数であり、産業グループの分散は24種以上に及んでいます。
引用:ステート・ストリート・グローバル
S&P500指数に投資するだけで11業種500銘柄に分散投資が可能です!
「SPY」の概要
「SPY」 概要 | SPY | 1557 |
基準価格 | 442.47ドル | 50,311.52円 |
基準通貨 | USD | JPY |
純資産総額 | 395,962.23百万米ドル | 386,354.81百万円 |
経費率 | 0.0945% | 0.0945% |
組み入れ銘柄数 | 505銘柄 | 505銘柄 |
配当利回り | 1.28% | 1.28% |
現在の「SPY」の価格は日本円で約5万円前後で、純資産総額は約38兆円とその他ETF「VOO」が約29兆円、「IVV」が約34兆円よりも大きいです。
「SPY」の株価チャート
10年間の株価チャートは右肩上がりです。10年前は100ドル水準でしたが、現在は442ドルと約4.4倍となっています。
毎月積立投資すると10年後には4.4倍の資産になっています。
これを見ると投資は早く始めるほど有利になることがわかるね!
「SPY」の組み入れ比率上位10銘柄
組み入れ比率 上位10銘柄 | SPY | 比率 |
1位 | アップル (AAPL) | 6.08% |
2位 | マイクロソフト (MSFT) | 5.98% |
3位 | アマゾン・ドット・コム(AMZN) | 3.93% |
4位 | フェイスブック (FB) | 2.30% |
5位 | アルファベット (GOOGL) | 2.26% |
6位 | アルファベット (GOOG) | 2.13% |
7位 | テスラ (TSLA) | 1.62% |
8位 | エヌビディア (NVDA) | 1.43% |
9位 | バークシャー・ハサウェイ (BRK) | 1.37% |
10位 | JPモルガン・チェース ・アンド・カンパニー (JPM) | 1.23% |
※組み入れ比率は時価総額平均加重型なので、四半期ごとに組み入れ銘柄が変わります。
時価総額平均加重型とは、時価総額の大小を反映する為、時価総額の大きい大型株の動きに影響されやすく、多くの銘柄が値下がりした場合でも大型株が上がると指数が高くなる場合があります。
つまり、上記の組み入れ比率上位10銘柄が値上がりすればその他約490銘柄が下落しても「SPY」の株価自体は値上がりするってことだね!
「SPY」の業種構成比率
業種は全部で11種で、その中でも1位が情報技術(27.76%)、2位がヘルスケア(12.86%)、3位が一般消費財・サービス(12.38%)となっています。
ボラティリティの高いエネルギー・不動産セクターは比率が少なく、非常にバランスの取れたETFだと思います。
2.「SPY」に投資するメリット・デメリット
「SPY」についての基礎情報を押さえたところで次は投資するメリット・デメリットについて解説していきます。
まず初めにメリットから解説します。
「SPY」に投資するメリット
「SPY」に投資するメリットは主に以下の3つです!
1.日本の証券会社で購入できる
2.10年で4.4倍値上がりする可能性がある
3.分散投資ができる
それでは順番に解説していきます!
メリット1:日本の証券会社で購入できる
まず一つ目のメリットは日本の証券会社で購入できることです。
「SPY」は東京証券取引所に上場している為、SBI証券などの海外株式が購入できる口座を開設しなくても購入することができます。
「SPY」の証券コードは1557なので、ネット証券の使い方がわからない方は野村証券など、店頭で聞いてみると良いです。
メリット2:10年で4.4倍値上がりする可能性がある
二つ目のメリットは10年で4.4倍値上がりする可能性があることです。
先程も話しましたが、「SPY」の株価チャートは右肩上がりで増え続け、10年間で4.4倍という高パフォーマンスを記録しています。
しかし、その背景にはS&P500指数を牽引している「GAFAM」の存在があります。
GAFAMとはGoogle(グーグル)・Apple(アップル)・Facebook(フェイスブック)・Amazon(アマゾン)・Microsoft(マイクロソフト)の頭文字をとった造語です。
こちらはGAFAMとそれを除くS&P495、TOPIXを比較したグラフになるのですが、GAFAMを除くとS&P495とTOPIXのパフォーマンスはあまり変わらないことがわかります。
S&P500指数の株価上昇の背景にはGAFAMの影響が大きいことがわかるね!
S&P500指数の値上がりはGAFAM次第なので、今後「SPY」の値上がりもGAFAMの動向を注意深くみる必要がありそうです。
メリット3:分散投資ができる
三つ目のメリットは分散投資ができることです。
「SPY」に投資すれば米国の主要業種11種500銘柄に分散投資することができます。
主要業種11種に分散投資ができると言うことは表の4つの経済局面においてもリスク分散が可能だと言うことです。
経済状況 | 成長するセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融・不動産 | VOO、QQQ、XLF、XLRE |
ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | ー |
長期投資において分散投資は必須だと思います。なので、「SPY」一つで分散投資できると個別銘柄の選定に悩まされることがない為、個人投資家にとっては非常に便利だと思います。
株式投資では勝ちに行くよりも投資の世界で生き残ること意識した方が時間とともに資産は右肩上がりで増えていきます。
次は「SPY」に投資するデメリットについて解説していきます。
「SPY」に投資するデメリット
「SPY」に投資するデメリットは主に以下の2つです!
1.経費率が高い
2.米国株以外に投資できない
それでは順番に解説していきます。
デメリット1:経費率が高い
一つ目のデメリットは経費率が高いことです。
冒頭にS&P500指数に連動するETFって他にないの?っていうワードがありましたが、「SPY」以外にも「VOO」「IVV」と言うETFがS&P500指数に連動しています。
ETFには経費率と言う運用会社が運用する管理コスト(手数料)が存在します。
「SPY」は「VOO」・「IVV」に比べて経費率が高いです。
ー | SPY | VOO | IVV |
ETFの経費率 | 0.0945% | 0.03% | 0.03% |
長期投資における経費率の低さの大切さは下記の記事で解説しているので是非最後まで読んでみてください!
デメリット2:米国株以外に投資できない
二つ目のデメリットは米国株以外に投資できないことです。
「SPY」はS&P500指数に連動するETFであるため、米国株以外に投資することができません。
日本や新興国に投資する際は「SPY」以外にも投資する必要があります。
中国などの新興国に投資する際は新興国ETF「VWO」に投資すると新興国株にまとめて投資することができます。
その他にも日本株に投資するのであれば個別株への投資が必要になってきます。
理由は「SPY」や「VOO」などの優良ETFが存在しないからです!
もし、日本の個別株に投資したい方は高配当株について分析しているのでそちらも是非読んでみてください!
ちなみに日本株に投資するのであれば【LINE証券】がおすすめです。
今ならクイズに3問正解すると3000円分の株が貰えるのと一株から投資できるのもメリットとして挙げられます。
詳しいことは下記の記事を読んでみてください!
LINE証券3.「SPY」の投資戦略
それでは「SPY」の基本的な投資戦略を解説していこうと思います。
「SPY」の基本的な投資戦略とは毎月積立投資をするドルコスト平均法です。
ドルコスト平均法を行うことで
- 価格が低いとき、購入量(口数)が増加
- 価格が高いとき、購入量(口数)は減少
このような効果が得られます。
こうすることで購入単価の平準化を行うことができ、長期の資産形成を行う戦略の一つです。
「SPY」や「VOO」などS&P500指数のようなインデックスに連動するインデックスファンドは毎月定額の積立投資を行うことで購入金額を平準化でき、長期的な視野で見ると右肩上がりに資産が増加していきます。
しかし、インデックスファンドの中にも経費率が高い商品や長期で見ても株価が右肩上がりで上昇しない商品もあるので、しっかりと見極めて優良ファンドに投資していきましょう!
4.「SPY」の組み合わせ
次に「SPY」と組み合わせるおすすめETFについて解説していこうと思います。
「SPY」と組み合わせるおすすめETFはズバリ以下の3つです。
これらのETFはいわゆる米国高配当株にまとめて投資できるETFです。
この3つのETFは
・経費率が0.1%以下である
・株価の値上がりと配当の両方を狙える
などの観点から非常におすすめ出来る優良ETFです。
高配当ETF「HDV」・「VYM」・「SPYD」について知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さい。
5.まとめ
今回は米国ETF「SPY」について解説しました。
「SPY」は日本の証券会社で購入しやすいなどのメリットがありつつも類似のETFに比べると経費率が少し高いなどのデメリットもあります。
自分の性格にあった投資方法があると思いますので、是非うさぎパイセンのブログの中から見つけ出してください。
投資で重要なのは「より早く始める」「より長く投資する」この二つが資産を右肩上がりに増やすカギとなります。
投資を始めても日々のニュースや本などあらゆる情報を手に入れることも重要です。
情報感度を高めにして、日々行動していきましょう!
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