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こんにちは!
うさぎパイセン(@usagipaisenn)
です🐰
今回は米国株式市場全体に投資できるETF「VTI」
について詳しく解説していこうと思います。
結論に書いている通り「VTI」は投資初心者に
おすすめできるETFとなっています。
なぜ、投資初心者におすすめできるのかを
「VTI」の概要から株価・配当利回りの観点から
順番に解説していきます!
まだ、証券口座を開設していない方は
先に証券口座を開設しておきましょう!
「SBI証券」を開設するのであればこちらの
記事がおすすめです。
「LINE証券」を開設する方はこちらの記事が
おすすめです。
それではまず概要から説明していきます!
1.「VTI」の概要
VTIとは米国のETF(上場投資信託)であり、世界三大運用会社「バンガード」が運用しているETFです。
VTIの概要は以下のようになっています。
マーケットETF(VTI)
総資産総額:248,213百万米ドル
(2021/07/05時点)
基準価格:191.29 (2022/07/06時点)
分配利回り:1.56%
経費率:0.03%
設定日:2001年5月24日
VTIの一番の魅力は
米国株式をほぼ全てカバー
できることです!
アメリカの株全部に投資できる
なんて凄いETFなんだね。
なぜ、米国株式をほぼ全てカバー出来るのかは
「VTI」が連動する指数が関係しています。
1.1.連動指数
「VTI」は
CRSP USトータル・マーケット・インデックス
という指数に連動して投資成果が決まります。
CRSP US トータル・マーケット・インデックスとは グロースおよびバリュースタイルに分散した 大型株、中型株および小型株へ投資対象とし 同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする また、4100銘柄に分散投資されている
つまり、「VTI」一つで米国株式
市場の大型・中小型株にまとめて
分散投資できると言うことだね!
「VTI」を買っておけば
個別株のように分散投資を
意識しなくてもいいね!
「VTI」ってどれくらい
株価は上がっているの?
「VTI」はアメリカの経済が
成長すると株価が上がるETF
なので基本的に右肩上がりで
成長しているよ!
それでは次に「VTI」の株価チャートの推移を見ていきましょう!
1.2.株価チャートの推移
「VTI」の直近5年週足チャートの推移は以下のようになっています。
引用元:SBI証券2018年3月は133ドルだった株価は2022年4月
には233ドルと4年で100ドル上昇していることが
わかります。
コロナが流行った2020年3月
には113ドルまで落ちているけど
長期的に見れば右肩がりに成長
しているね〜
直近では190ドル付近まで
落ちていますが、長期投資
前提の方は気にする必要は
ありません!
「VTI」に長期投資するのであれば絶対に活用して
おきたいのは「NISA」です。
「NISA」については下記に記事にまとめています
ので活用していない方は是非読んでみて下さい。
ついても勉強しておきましょう!
リアルタイムの株価はこちら
「VTI」のリアルタイム株価チャート
1.3.直近トータルリターン
「VTI」の直近トータルリターンは
以下のようになっています。
月末 | 年初来 | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 | 設定日以来 | |
トータル リターン | -8.37% | -21.36% | -14.23% | 9.64% | 10.52% | 12.52% | 7.59% |
数字から見ても短期より
長期の方がリターンはいいね!
このように「VTI」は短期売買に向いていないETF
なので運用スタイルが短期なのか長期なのかで
適正な金融商品を選びましょう。
1.4.利回りによるシュミレーション
リターンはわかったけど
結局「VTI」に投資すると
どれくらいお金が増えるの?
設定日から毎月4万円を
積立投資した場合、
約2400万ほどの資産を築く
ことが出来ます!
条件は以下の3つ
積立金額→4万円(個人の拠出額で異なる)
利回り→7.59%(1.3.直近トータルリターン参照)
積立期間→21年(設定日2001年から現在まで)
このように「VTI」を21年間毎月4万円購入し
続けるだけで誰でも約2400万円の資産を
築くことができます。
積立金額でトータル金額も変わるので自分で
シュミレーションしたい方は
で試してみて下さい。
2.「VTI」の配当金推移
「VTI」ってどれくらい
配当金が貰えるの?
「VTI」の直近配当利回り
は1.56%になってるよ!
その為「VTI」の配当金は株価に対して1.56%支払われるようになります。
※配当利回りは株価の上下で変わります。
1.56%??
金額じゃないから
わかりずらいよー
それではわかりやすいように
過去10年間の配当支払い実績
の推移を見ていきましょう!
2.1.過去10年間の配当支払い実績
「VTI」の過去10年間の配当支払い実績の推移は
以下のようになっています。
こちら四半期毎の配当金支払い実績を表したグラフ
になるのですが、2013年には0.35〜0.45ドル水準
だった配当金が2021年では0.67〜0.68ドル水準に
なっていることがわかります。
また、年単位毎の配当支払い実績を見ると着実に
右肩上がりで増えていることがわかります。
株価も上がっていたけど
配当金も増えてるんだね〜
また、3月・6月時点の支払いは1.4573ドルと過去
の実績に比べて多い為、今年の配当金は3ドルを
超える可能性が高いです。
なので、今から「VTI」に積立
投資をしても遅くありません!
株価・配当金の両方が右肩がりで成長している
「VTI」は右も左もわからない投資初心者に
おすすめできるETFと言えます。
2.2.配当金の支払日
「VTI」の配当金っていつ
支払われるの?
「VTI」の配当金は
四半期毎(3・6・9・12月)
に支払われ、支払日は4週目の
いずれかで支払われています!
過去の実績を見ても3・6・9・12月の第4週目に
支払われているので、2022年の残り9・12月も
4週目に支払われる可能性が非常に高いです。
3.「VTI」の組み入れ比率上位10銘柄
「VTI」の組み入れ比率上位10銘柄は以下の通りです!
2.マイクロソフト 4.93%
3.アマゾン・ドットコム 2.52%
4.アルファベット 1.67%
5.テスラ 1.52%
6.アルファベット 1.47%
7.バークシャー・ハサウェイ 1.30%
8.ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.14%
9.ユナイテッドヘルス・グループ 1.13%
10.メタ・プラットホームズ 1.08%
組み入れ比率上位10銘柄はGAFAMや電気自動車大手テスラなど米国の大手企業が上位を占めているね✨
「VTI」のメリットとして米国の大型株にまとめて投資できることが特徴的です。
例えばテスラであれば1株あたり700ドル、日本円に換算すると約10万円が必要になります。
※2022年7月時点の株価と為替レート参照
対して「VTI」は191ドルと日本円で2.6万円でGAFAMやテスラに投資できる為、資金が少ない投資初心者におすすめできます。
「VTI」一つでポートフォリオ
が完成するから投資難易度は
ぐっと下がるよ!
次はセクター構成比率を見ていきましょう!
3.1.セクター構成比率
「VTI」のセクター構成比率は以下の通りです!
上位業種一覧 | 比率 |
テクノロジー | 25.93% |
一般消費財 | 14.04% |
ヘルスケア | 13.39% |
資本財 | 12.81% |
金融 | 11.47% |
生活必需品 | 5.54% |
エネルギー | 4.99% |
不動産 | 3.69% |
公共事業 | 3.30% |
電気通信 | 2.57% |
素材 | 2.29% |
各経済状況で成長するセクターが
バランスよく組み入れられています
各経済状況によって成長するセクターは下の表のようになっています。
経済状況 | 成長するセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
再び好況期へ | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | 今後紹介していきます |
何でセクターがバランス良く
組み入れられているの?
それは「VTI」が
時価総額加重平均型
を採用しているからです!
・組入銘柄の時価総額合計を基準となる一時
点での時価総額合計で除算して求めるもの
・時価総額が多い銘柄の株価の影響を受け
やすく、小型株の影響を受けにくいこと
が特徴
個別株であればセクター分散もしなければいけないですが、「VTI」はその部分も自動で行なってくれる素晴らしいETFになっています。
また米国には11のセクターがあり、そのセクターにまとめて投資できる「セクターETF」というのがあります。
セクターETFについて知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい。
次はVTIに投資するメリット・デメリットを解説していくよ〜
4.「VTI」に投資するメリット
「VTI」に投資するメリットですが、下記の3つが挙げられます。
・銘柄・セクターなどバランスよく分散
されている
・経費率が0.03%と驚異の低コスト
メリット①米国株のほぼ100%に少額で投資が可能
まず一つ目のメリットは
米国株のほぼ100%に少額で投資が可能
であることです!
「VTI」一つで米国株式市場の4100銘柄に分散投資することが出来ます。
さらにテスラなどの大型株は高いもので1株約10万円必要なのに対して「VTI」は約2.6万円で投資することが出来ます。
メリット②銘柄・セクターなどバランスよく分散されている
二つ目のメリットは
銘柄・セクターなどバランスよく分散されている
ことです。
その他のETFと組み入れ銘柄数を比較しても多いことがわかります。
確かにダントツで「VTI」
の組み入れ銘柄数が多いね!
なので、「VTI」一つに
投資するだけで分散投資も
可能になります!
初めてどの銘柄に投資するか迷った時は「VTI」
に投資することをおすすめします。
メリット③経費率が0.03%と驚異の低コスト
三つ目のメリットは
経費率が0.03%と驚異の低コスト
であることです。
経費率は0.03%とバンガードのETFの中でもかなり低い方なので資産形成に最適です!
0.03%がどれくらい低いのか例をあげて説明します。
例)100万円を経費率3%で運用した場合と0.03%で運用した場合は以下のようになります!
100万円×0.03=3万円
100万円×0.0003=300円
このように経費率が低いだけで年間のコストに大きな違いがあります!
副業や投資をしている人はわかるけど3万円を稼ぐことってとても大変だよね💦
3万円を稼ぐことがどれほど大変なのかわかる人は経費率(管理コスト)が低いことがいかに重要なのかわかると思います‼️
経費率(管理コスト)はETFの純資産総額が大きいほど小さいので、投資を始めてする人は世界三大運用会社の「ブラックロック」・「バンガード」・「ステート・ストリート」の中から選ぶようにしましょう!
その他に経費率が0.03%のETFで「VOO」というものがあります。
こちらも投資初心者におすすめできるETFなので是非読んでみて下さい。
次はデメリットについて解説するよ〜
5.「VTI」に投資するデメリット
次に「VTI」に投資するデメリットですが、以下の2つが挙げられます。
・短期間でお金持ちにはなれない
それでは順番に解説していこうと思います。
デメリット①米国株式しか投資が出来ない
まず一つ目のデメリットは
米国株式しか投資が出来ない
ことです。
米国株式全体に投資できると言うことは裏を返せば米国株式しか投資できないと言うことです。
米国株は資産形成に最適ですが、為替リスクがあります。
為替リスクとは為替相場の変動によるリスクのこと言います。
よく耳にする円安や円高のことだね!
そのためせっかく米国株で利益が出てもドルから円に変えないといけないので為替リスクの影響で損をする場合があります。
なのでいくら米国株が資産形成の最適解だとしても自国の通貨を生み出す日本株にも投資をしておいた方が良いです!
しかし、日本株には「VTI」や「HDV」といった優れたETFがないので個別株を選定して自作のポートフォリオを作成しなければなりません。
高配当株ポートフォリオを作成したい方は以下の記事を参考にしてみてください❗️
デメリット②短期間でお金持ちにはなれない
二つ目のデメリットは
短期間でお金持ちにはなれない
ことです。
「VTI」の3年トータルリターンは9.64%なので、仮に100万円投資をしていても3年後に増える金額は9.64万円です。
その為、ETFでは短期間で億り人になることは不可能に近いです。
短期間で億り人になるにはビットコインなどの暗号資産やCFDなどを活用して下落相場でも利益を出す方法がありますが、その分リスクを伴います。
短期で利益を出したい方はリスクを十分に把握して投資するようにしましょう。
6.「VTI」の買い方
僕も「VTI」に投資
したくなったな〜
どうやって買ったらいいの?
最後に「VTI」の買い方
を解説しましょう!
「VTI」の買い方は以下の5ステップ
※証券口座を持っていない方は新規に開設
する
2.【外国株式 海外ETF】を選択して
【外国株式取引サイトへ】をクリック
3.【ホーム】で「VTI」を検索すると2つ出て
くるので「バンガード・トータルストック
マーケットETF」の【現買】をクリック
4.【数量】・【価格】・【期間】
【預り区分】・【決済方法】を選択して
「取引パスワード」を入力する
5.【注文確認画面へ】を押して内容がよけ
れば確定させる
買い方手順:ステップ1
買い方手順:ステップ2
買い方手順:ステップ3
買い方手順:ステップ4〜5
あとは指値の場合、「VTI」の株価が設定した金額まで下がれば注文が確定し、成行の場合は即注文が完了します。
これで「VTI」に投資できる
ようになった〜
ありがとう!
NISA口座を持っている方は
預り区分のところをNISAに
変えるのを忘れないように
しておきましょう!
7.まとめ
今回は全米株式ETF「VTI」について詳しく解説しました!
この記事のまとめはこちら
投資は優良な株式やETFを保有していると複利の力でどんどん資産が増えていきます。
その複利の力が最大限活かす方法は「長期保有」です。
投資を始めたい!と思ったその時に行動することこそがお金持ちへの第一歩です。
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