こんばんは!うさぎパイセンです🐰

投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は米国株式市場全体に投資できる「VTI」について詳しく解説していこうと思います。
結論から言うと米国株式市場全体に積立投資をしておけば、将来投資をしていない人の資産とは大きな差が生まれます❗️
では、なぜ投資をしていない人の資産と大きな差が開くのか、「VTI」に投資するメリット・デメリットを踏まえて詳しく解説していこうと思います。
・VTIについての知識が身につく
・米国株式市場全体に投資することができる
この記事を一つ読むだけで上記のメリットがあります!
米国株or米国ETFを購入する際は【SBI証券】がおすすめです!
投資を始める前にまずは証券口座を開設しておきましょう!


それではまず、概要から説明していくよ〜
1.VTIの概要
VTIとは米国ETFであり、世界三大運用会社「バンガード」が運用しているETFです!
VTIの大まかな概要は以下の通りです。
総資産総額:243,847.2百万米ドル(2021/05/28時点)
基準価格:219.6(2021/06/16時点)
分配利回り:1.29%
経費率:0.03%

経費率が0.03%はバンガードのETFの中でも最も低いコストになります!
長期投資をする上で経費率(管理コスト)が低ければ低い程圧倒的に有利です✨
次は連動指数を見ていくよ〜

連動指数:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
詳細⇨グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする
また、3500銘柄以上に分散投資されている

「VTI」一つで米国株式市場の大型・中小型株にまとめて分散投資できると言うことだね!
それでは次に「VTI」の株価チャートの推移を見ていきましょう!
VTIの株価チャートの推移
現在の「VTI」の直近一年の株価チャートの推移は以下のようになっています!

出典:SBI証券
2020年11月以降、50日移動平均線をレジスタンスに一貫して強気相場が続いています。
もし仮に50日移動平均線を割り込むことがあれば、200日移動平均線をサポートラインに200ドル前後まで下落する公算が高いです。
しかし、10年〜20年の長期投資を前提に投資をするのであれば短期的な株価の下落はむしろ「絶好の買い場」と言うことになります。
今後も株価を観察して愚直に積当投資をしていきましょう!

次は組み入れ比率上位10銘柄とセクター構成を紹介していきたいと思います!
2.VTIの組み入れ比率上位10銘柄とセクター構成比率
「VTI」の組み入れ比率上位10銘柄は以下の通りです!
2.マイクロソフト(MSFT) 4.45%
3.アマゾン・ドットコム(AMZN) 3.47%
4.フェイスブック(FB) 1.83%
5.アルファベット(GOOGL) 1.65%
6.アルファベット(GOOG) 1.57%
7.テスラ(TSLA) 1.27%
8.バークシャー・ハサウェイ(BRK) 1.15%
9.JPモルガンチェース(JPM) 1.10%
10.ジョンソン・エンド・ジョンソン (JNJ) 1.00%

組み入れ比率上位10銘柄はGAFAMや電気自動車大手テスラなど米国の大手企業が上位を占めているね✨
次はセクター構成比率を見ていきましょう!
セクター構成比率
「VTI」のセクター構成比率は以下の通りです!
上位業種一覧 | 比率 |
テクノロジー | 26.4% |
金融 | 16.3% |
消費サービス | 14.2% |
ヘルスケア | 14.0% |
資本財 | 11.8% |
消費財 | 7.9% |
公益 | 3.0% |
石油・ガス | 2.6% |
素材 | 2.0% |
電気通信 | 1.8% |
VTIの上位3セクターはテクノロジー⇨金融⇨消費者サービスとなっています!

各経済状況で成長するセクターがバランスよく組み入れられていますね☺️
各経済状況によって成長するセクターは下の表のようになっています。
経済状況 | 成長するセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
再び好況期へ | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | 今後紹介していきます |
皆さんもこれを参考にバランスの取れたポートフォリオを作っていきましょう。
セクターETFについて知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい




次はVTIに投資するメリット・デメリットを解説していくよ〜
3.VTIに投資するメリット・デメリット
まず初めに「VTI」に投資するメリットですが、下記の2つが挙げられます❗️
▶️米国株式全体に投資することが可能
▶️経費率が0.03%と長期投資に向いている
この2つのメリットについて順番に解説していきます!
メリット1:米国株式市場全体に投資することが可能
まず一つ目のメリットは米国株式全体に投資することが可能であることです!
「VTI」一つで米国株式全体に投資することができるので分散投資や個別株に投資する必要がありません。
なので、株の勉強はあまりできないけど資産形成はしたいと言う方は最適のETFだと思います。
米国の大型・中小型株3500銘柄に投資できるので毎日の情報収集やチャートを見るのが嫌な方は愚直に「VTI」一本に積立投資をして老後の資産形成をしていきましょう!
その他にも新興国株にまとめて投資したい方は「VWO」、全世界の株に投資をしたい方は「VT」がおすすめなので、是非読んでみてください❗️


メリット:2経費率が0.03%と長期投資に向いている
二つ目のメリットは経費率が0.03%と長期投資に向いていることです。
経費率は0.03%とバンガードのETFの中でもかなり低い方なので資産形成に最適です!
0.03%がどれくらい低いのか例をあげて説明したいと思います。
例)100万円を経費率3%で運用した場合と0.03%で運用した場合は以下のようになります!
100万円×0.03=3万円
100万円×0.0003=300円
このように経費率が低いだけで年間のコストに大きな違いがあります!

副業や投資をしている人はわかるけど3万円を稼ぐことってとても大変だよね💦
3万円を稼ぐことがどれほど大変なのか、わかる人は経費率(管理コスト)が低いことがいかに重要なのかわかると思います‼️
経費率(管理コスト)はETFの純資産総額が大きいほど小さいので、投資を始めてする人は世界三大運用会社の「ブラックロック」・「バンガード」・「ステート・ストリート」の中から選ぶようにしましょう!

次はデメリットについて解説するよ〜
次に「VTI」に投資するデメリットですが、以下の2つが挙げられます!
▶️米国株式しか投資が出来ない
▶️短期間でお金持ちにはなれない
それでは順番に解説していこうと思います。
デメリット1:米国株式しか投資が出来ない
まず一つ目のデメリットは米国株式しか投資が出来ないことです。
米国株式全体に投資できると言うことは裏を返せば米国株式しか投資できないと言うことです。
米国株は資産形成に最適ですが、為替リスクがあります。
為替リスクとは為替相場の変動によるリスクのこと言います。

よく耳にする円安や円高のことだね!
そのためせっかく米国株で利益が出てもドルから円に変えないといけないので為替リスクの影響で損をする場合があります。
なのでいくら米国株が資産形成の最適解だとしても自国の通貨を生み出す日本株にも投資をしておいた方が良いです!
しかし、日本株には「VTI」や「HDV」といった優れたETFがないので個別株を選定して自作のポートフォリオを作成しなければなりません。
高配当株ポートフォリオを作成したい方は以下の記事を参考にしてみてください❗️



私は米国株に6割、日本株に3割、残りの1割は趣味の投資として新興国株や時にはビットコインを購入するなどして楽しみながら投資をしています。
ただし、ビットコインは変動率(ボラティリティ)が非常に高いため、ポートフォリオの1〜10%以内の投資がおすすめです!
米国株に投資する際は為替リスクも考慮して投資していきましょう!
デメリット2:短期間でお金持ちにはなれない
二つ目のデメリットですが、短期間でお金持ちにはなれないことです。
「VTI」の3年トータルリターンは16.7%なので、仮に100万円投資をしていても3年後に増える金額は16.7万円です。
その為、ETFでは短期間で億り人になることは不可能に近いです。
億り人になるにはそれなりのリスクを負わなければなりません(1銘柄に集中投資やビットコインに集中投資など)
しかし、それを実現できる人はごく僅かなので再現性が高いのはやはり10〜20年の長期での投資だと思います!
さらにその期間を短くするには稼ぐ力を高めて投資の種銭(入金力)を増やしていかなければなりません!
お金に関する5つの力に関してはリベ大の本がおすすめなので是非一度読んでみてください❗️
4.投資をしない人との資産の差
最後に1億を1年間「VTI」で運用した人としていない人との差を「VTI」の直近1年のパフォーマンスで比較していきましょう!
例)1年間1億円を運用した人としていない人との差
運用していない人(貯蓄のみ)⇨(1億×金利0.001%)×2=1億1100円
+1,100円
「VTI」に1億円投資して運用した人⇨「VTI」1億円分(1年前の1株当たり154.48ドルを5,840株)
現在の株価220.99ドル⇨+66.51ドル×5,840株=約+4300万
分配利回り1.22%×1億=122万円⇨税引後約87万円
※上記の分配金は年4回あってそのたびに税金が引かれるのでざっくりとした数字です。
合計=1億+4300万+87万=1億4387万円
運用していない人(貯蓄のみ)⇨1億1100円
「VTI」に1億円投資して運用した人⇨1億4387万円
このように投資していない人との差は歴然ですよね!

これがコロナ禍で富裕層と貧困層との二極化が進んだ原因だね‼️
少なからず株を持っていた人は2020年3月時の暴落で狼狽売りしなかった人以外は資産が過去最高額に到達したという人を多く見かけます。
現在は全力で買うことをおすすめしませんが、毎月少しずつ投資して時間による分散投資を行えば10〜20年後は元本割れしているリスクは限りなく低いです。
途中で狼狽売りしないように適正リスクをしっかりと取って投資をしていきましょう!
5.まとめ
今回は全米株式ETF「VTI」について詳しく解説しました!
まとめとして
▶️VTI一つで米国全体に投資することができる
▶️経費率は0.03%と長期投資に向いているが、短期で億り人にはなれない
▶️投資している人としていない人とでは長期的に見て資産の差は次第に大きくなる
ということがポイントとなっているのでしっかりと覚えてくれたら嬉しいです☺️
これからも少しずつ学んで成長していきましょう!
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