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こんにちは!うさぎパイセンです🐰
今回は米国ETFの「QQQ」の概要と「VOO」との違いについて解説していこうと思います!
・投資(長期投資)を始めようとしている人
・将来お金に不安がある人
これから資産形成を始めようとしている方やどのETFに投資したらいいかわからない方は参考になると思うので是非読んでみてください!
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ1.QQQの概要
「QQQ」とは独立系資産運用会社の「インベスコ」が運用しているETFになります。
「QQQ」の大まかな概要は以下の通りです。
・総資産総額:153,760.45百万米ドル (2021/03/31時点)
・基準価格:338.73 (2021/04/19時点)
・分配利回り:0.52%
・経費率:0.20%
経費率0.2%なので運用コストが少し高めの傾向にあります❗️
連動指数:ナスダック100指数
詳細:ナスダック100指数とはナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社で構成されている指数。業種は主にコンピューターハードウエア ・ソフトウエア、通信、小売り・卸売り、貿易、バイオテクノロジーなどの主要業界の企業を反映している
簡単に言うとナスダックの時価総額が高い非金融企業100社で構成されていると言うことだね✨
こちらは「QQQ」の10年月足チャートになるのですが、ハイテク株が多く含まれていることもあってここ10年では目覚ましい成長を遂げています。
また、5年トータルリターンは26.17%ととても素晴らしい結果を残しています!
このETFでは分配利回りは0.52%と低いのでインカムゲインでは無く、キャピタルゲインが狙えそうです❗️
次は「QQQ」の組み入れ比率とセクター構成を見ていきましょう!
2.QQQの組み入れ比率とセクター構成
QQQの組み入れ比率上位10銘柄は以下の通りです!
2.マイクロソフト(MSFT) 9.87%
3.アマゾン・ドットコム(AMZN) 8.43%
4.テスラ(TSLA) 4.34%
5.アルファベット(GOOG) 3.80%
6.フェイスブック(FB) 3.63%
7.アルファベット(GOOGL) 3.47%
8.エヌビディア(NVDA) 2.89%
9.ペイパル(PYPL) 2.38%
10.コムキャスト(CMCSA) 1.90%
上位10銘柄にはGAFAMや電気自動車大手のテスラ、半導体大手のエヌビディアや電子決済サービス大手のペイパルなどが組み入れられています。
また、GAFAMだけでポートフォリオの40.5%(4割)を占めていることがわかります。
ポートフォリオの4割をGAFAMとVOOの2割に比べて非常に高い割合になっています❗️
高PERのハイテク株であるGAFAMが4割を占めているので、長期金利の上昇や企業のマイナス材料が出たときには株価の暴落が起きそうです。
次はセクター構成を見ていきましょう❗️
比較表を見てみるとナスダック100指数の上位3セクターはテクノロジー・一般消費財・ヘルスケアが占めており、その中でもテクノロジーが約57%と半分以上を占めていることがわかります。
また、ナスダック100指数はエネルギーと金融のセクターが含まれていないこともわかります。
これ一つで分散投資は厳しそうですね💦
一方、こちらは「VOO」のセクター構成比率になるのですが、S&P500指数に連動しているのでほとんど同じセクター構成比率となります。
テクノロジーが約30%程度占めていますが、ナスダック100指数に比べて幅広く分散投資されていることがわかります。
次は「QQQ」と「VOO」の違いについて解説していこうと思います。
3.「QQQ」と「VOO」の違い
「QQQ」と「VOO」の違いは主に以下の3つになります。
▶️連動指数
▶️テクノロジーの構成比率
▶️経費率
これらを順番に解説していこうと思います。
連動指数
まず一つ目は連動指数の違いです。
「QQQ」と「VOO」では連想している指数が違います!
・「QQQ」・・・ナスダック100指数
・「VOO」・・・S&P500指数
また、指数によってセクターや構成銘柄数も違ってきます。
S&P500指数:米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成され、米国株式市場のパフォー マンスに連動している
・ナスダック100指数⇨非金融企業の100社で構成
・S&P500指数⇨主要業種を代表する大型株500銘柄で構成
米国の全業種500銘柄に投資しているS&P500と金融セクターを除いた時価総額が高い100社で構成されたナスダック100ということになるね❗️
投資をする際は
ハイテク株だけに投資をしたい⇨「QQQ」
米国全体の主要業種に投資をしたい⇨「VOO」
このような感じで投資をしていけばいいと思います。
皆さんがどのような企業・業種に投資をしたいのか、またどのような投資スタイルなのかによって購入してくるETFも変わってくるのでまずは中身をしっかりと理解していきましょう❗️
テクノロジーの構成比率
二つ目はテクノロジーの構成比率の違いです。
ETF GAFAM | QQQ 比率 | VOO 比率 |
AAPL(アップル) | 11.3% | 6.02% |
MSFT(マイクロソフト) | 9.87% | 5.46% |
AMZN(アマゾン) | 8.43% | 4.10% |
GOOG +GOOGL(グーグル) | 7.27% | 3.73% |
FB(フェイスブック) | 3.63% | 1.93% |
合計 | 40.5% | 21.24% |
こちらは「QQQ」と「VOO」のGAFAM の組み入れ比率になるのですが、「VOO」が21.24%に対して、「QQQ」は40.5%と約2倍の違いがあります。
組み入れ比率が多いことでGAFAMが値上がりすれば大きなリターンが期待できますが、その反対で値下がりすれば大きな損失を負うリスクがあることも頭の中にいれておきましょう!
経費率
三つ目は経費率の違いです。
・「QQQ」⇨0.2%
・「VOO」⇨0.03%
この違いがどれほど資産形成に影響するかと言うと
たとえば、1年に1回決算のある投資信託の場合、期末時点の純資産総額が1,000億円、年間の経費が2億円であれば、経費率は0.2%になります。
ちなみに0.03%は純資産総額が1,000億円に対して年間の経費が0.3億円(3000万円)の時の経費率になります。
もちろん、運用にかかるコスト(経費)は投資家が支払うのでコスト(経費)が低ければより効率よく資産を形成することができます。
なので、長期投資を行う場合は「VOO」の方が良いことは一目瞭然です。
他のETFを選ぶ際も経費率が低いことも確認しながら投資していきましょう!
4.投資初心者におすすめするのは「QQQ」?「VOO」?
私が投資初心者におすすめする方は「VOO」の方です。
おすすめする理由は主に以下の二つです。
▶️経費率が0.03%と低コストで運用ができる
▶️QQQに比べて分散投資がされていてリスクヘッジが取れている
「VOO」については過去の記事でまとめていますので、そちらも是非チェックしてみてください❗️
今回はもし投資初心者が購入するのであれば「VOO」をおすすめすると言っているだけであって「QQQ」がダメだとかそう言うことではありません。
逆に「QQQ」がおすすめな人は
▶️GAFAMに集中投資したい人(リスク許容度がある人)
▶️短期投資をする方(長期投資だと経費率の面で不利)
このような方は「QQQ」に投資してもいいのではないかと思います。
長期投資をする人かつどのETFに投資したら良いかわからない投資初心者には「VOO」がおすすめです。
これからも米国ETFについて学んで自分に合ったETFを見つけていきましょう!
5.まとめ
今回は米国ETFの「QQQ」の概要と「VOO」との違いについて解説しました!
私個人的には「VOO」の方がおすすめできるかなと思います。
「QQQ」に投資する際はポートフォリオの10%〜20%程度に留めておくぐらいがちょうどいいかもしれません。
過去に他のETFについてもまとめていますので、自分に合ったETFを見つけて少しずつ資産形成を始めていきましょう❗️
幅広く分散投資したい方におすすめ⇨「VYM」
高配当ETFに投資したい方におすすめ⇨「HDV」や「SPYD」
/👇VYMについて知りたい方👇/
/👇HDVについて知りたい方👇/
/👇SPYDについて知りたい方👇/
番外編:米国株について学ぶおすすめ書籍
/👇米国株を学びたい人へおすすめの書籍❗️👇/
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