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こんにちは。うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は米国高配当ETFである「HDV」・「VYM」・「SPYD」について比較していこうと思います。
これらのETFについては過去にまとめていますので、そちらも是非読んでみてください。
・3つの高配当ETFの違いについて理解できる
・投資リテラシーが爆上がりする❗️
高配当ETF「HDV」・「VYM」・「SPYD」に投資するのであれば【SBI証券】がおすすめです!
【SBI証券】については下記の記事にまとめていますので、是非読んでみてください❗️
1.高配当ETF3つの比較
まずは高配当ETF「HDV」・「VYM」・「SPYD」の比較していきます。
米国高配当ETF | HDV | VYM | SPYD |
名称 | iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF | バンガード 米国高配当株式ETF | SPDR®ポートフォリオ S&P500®高配当株式ETF |
運用会社 | ブラックロック | バンガード | ステート・ストリート |
総資産 総額 | 7,210.00百万米ドル | 38,974.77百万米ドル | 4,777.36百万米ドル |
基準価格 | 95.94ドル | 105.45ドル | 39.94ドル |
配当 利回り | 3.57% | 2.85% | 4.77% |
経費率 | 0.08% | 0.06% | 0.07% |
配当 支払い月 | 3.6.9.12 | 3.6.9.12 | 3.6.9.12 |
構成 銘柄数 | 75銘柄 | 411銘柄 | 80銘柄 |
連動指数 | モーニングスター 配当フォーカス指数 | FTSEハイデ ィビ デンド・イールド指数 | S&P500®高配当指数 |
高配当ETF3つに共通する特徴は経費率の安さと高利回りであることです。
経費率は長期投資をする上で非常に重要なので、長期投資をする場合は0.1%以下が望ましいね!
「HDV」・「VYM」・「SPYD」はどの業種で構成されているのだろう??
それでは次にそれぞれの業種構成比率を見ていきましょう!
2.高配当ETF3つの業種構成
高配当ETF3つの業種構成は以下のようになっています。
「HDV」・「VYM」・「SPYD」の上位3セクターは以下の通りです。
米国高配当ETF | HDV | VYM | SPYD |
1位 | 生活必需品 21.69% | 金融 21.60% | 金融 18.05% |
2位 | エネルギー 17.47% | 生活必需品 14.45% | 公共事業 17.82% |
3位 | ヘルスケア 16.41% | ヘルスケア 13.96% | 不動産 16.12% |
上位3セクター比率 | 55% | 50% | 52% |
高配当ETF3つを比較すると「HDV」・「VYM」はディフェンシブセクターが多く、「SPYD」は景気に左右されやすいセクターが上位を占めているね!
「HDV」・「VYM」の上位3セクターに含まれている生活必需品やヘルスケアは景気の良し悪しに左右されません。
トイレットペーパーは景気が悪くなっても買わないことはありませんし、薬も病気がある限り必ず必要です。
このように私たちの生活に欠かせないものが景気に左右されないセクター、ディフェンシブセクターと呼ばれています。
一方、金融や不動産などはインフレなどの影響を受けやすいため、景気動向に大きく左右されます。
なので、長期での積立投資をするのであれば、「HDV」・「VYM」がおすすめです!
それでは高配当ETFのそれぞれ特徴を解説していきます。
3.高配当ETF3つの特徴
高配当ETF「HDV」・「VYM」・「SPYD」にはそれぞれ違った特徴があります。
それではまず初めに「HDV」の違いを他の高配当ETF2つと比較していきます。
「HDV」の違い 〜上位3セクターの占める構成比率が一番多い〜
「HDV」の「VYM」・「SPYD」に対しての違いは上位3セクターの占める構成比率が一番多いことです。
さらに生活必需品とヘルスケアが多く含まれている為、不況時に非常に強いETFとなっています。
変動率(ボラティリティ)が低いETFを選び方は「HDV」がおすすめだね!
次は「VYM」の違いについて解説していきます。
「VYM」の違い 〜組み入れ銘柄数が411銘柄と一番多い〜
「VYM」の「HDV」・「SPYD」に対しての違いは組み入れ銘柄数が411銘柄とダントツで多いことです。
「HDV」は75銘柄、「SPYD」は80銘柄と「VYM」に比べて少ないです。
そのため、長期で安定した配当を得たい方は分散投資が効く「VYM」を軸にポートフォリオを組むといいと思います。
「VYM」は他の高配当ETFに比べてリスクヘッジが効いてるね!
最後は「SPYD」の違いについて解説していきます。
「SPYD」の違い 〜唯一、不動産セクターが組み入れられている〜
「SPYD」の「HDV」・「VYM」に対しての違いは唯一、不動産セクターが組み入れられていることです。
不動産セクターはインフレ局面に強いセクターです。
また不動産セクターは利回りも高く、「SPYD」の利回りは4.77%と他の高配当ETFと比べて非常に高いです。
「SPYD」の戦略は均等荷重投資なので、値下がりしたセクターが上位にランクインします。
また、「SPYD」は暴落局面で減配リスクが非常に高いので長期での積立投資は不向きだと思います。
※現に2020年3月のコロナショック時に減配を発表しました。
しかし、減配を発表すれば株価も下落するため、「SPYD」は絶好の買い場となります。
株価下落時に積極的に買い入れてキャピタルゲイン・インカムゲインの両方を狙っていきましょう。
※株価の戻りが期待できない程のマイナス材料が出た場合は要注意です。
不動産セクターについて知りたい方は下記の記事を読んでください!
4.まとめ
今回は米国高配当ETFの「HDV」・「VYM」・「SPYD」について比較しました。
もし、うさぎパイセンが高配当ETF3つでポートフォリオを作成する場合は以下のように作成します。
・「VYM」をポートフォリオの軸にして毎月「VYM」・「HDV」の積立投資
・「SPYD」については株価下落時、または分配利回りが5%を超えたときにまとめて買い増す
※こちらはあくまで個人の考えなので投資の最終判断が自己責任でお願いします。
もし、投資を始めたばかりで右も左もわからない方は参考にして見てください。
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