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こんにちは!うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は不動産セクターETF「XLRE」について解説していこうと思います!
結論から言うと「XLRE」は少額で不動産へのリスクヘッジをしたい方には検討の余地が十分あるETFです。
「XLRE」は米国リートETFなので、REITについて知りたい方は下記を参考にしてみてください❗️
・少額から不動産オーナーになれる知識が身につく
・投資リテラシーが爆上がりする❗️
この記事は
▶️米国REITに投資したいけど、どれに投資したらいいかわからない
▶️株式のみ保有しているので違う資産クラスにリスクヘッジしたい
このような方の悩みを解決する記事となっています。
米国株・米国ETFを購入する際は【SBI証券】がおすすめです。
【SBI証券】については過去に概要から利用するメリット・デメリットについてまとめていますので、是非読んでみてください❗️
1.XLREの概要
XLREとは、世界三大運用会社【ステート・ストリート・グローバル】が運用しているETFです。
XLREの大まかな概要は以下の通りです。
総資産総額:4,614.73百万米ドル (2021/9/3時点)
基準価格:48.73(2021/9/3時点)
分配利回り:2.77%(2021/9/3時点)
経費率:0.12%
総資産額は4,614.73百万米ドルとまだ新しいETFだね!経費率も0.12%と長期投資でも大丈夫そう✨
次に連動指数を見ていきましょう!
連動指数:不動産セレクト・セクター指数
詳細:S&P500®指数における不動産セクターのパフォーマンスを計測する指標
不動産管理および開発、不動産投資信託(但しモーゲージREITを除く)の業種に分類される企業に対する分散投資を行います。
XLRE一つで不動産セクターに分散投資が可能だね‼️
それでは次に「XLRE」の株価チャート推移を見ていきましょう!
XLREの株価チャート推移
現在の株価チャート推移は以下のようになっています。
「XLRE」の現在の基準価格は$46.85と2020年9月22日時点の株価は33.85%と約1年で約38.4%上昇しています。
また、不動産(REIT)が強い局面は以下の場面です。
✅インフレ局面
インフレになると必然的にお金の価値は目減りするので不動産の価値は上がります。
XLREの株価チャート推移ですが、2020年9月から50日移動平均線に沿って右肩上がりで上昇していることがわかります。
右肩上がりで上昇している背景には金融政策によってお金(ドル)が世界中にばら撒かれているからです。
それでは次に「XLRE」の株価指標を見ていきましょう!
「XLRE」の株価指標
現在の「XLRE」の株価指標は以下の通りです。
株価指標 | 9月3日時点 |
PER | 48.87倍 |
PBR | 4.28倍 |
組み入れ銘柄数 | 29銘柄 |
EPSの成長率 | 9.39% |
PCSR | 24.34% |
現在の「XLRE」はPER・PBR共に割高感が伺えるね!
PERやPBRの基準って何だろう?
PER・PBRの基準は以下のようになっています。
PBR(株価純資産倍率)・・・1株当たりの純資産に何倍値段が付けられているかを見る指標
基本的なPERの割安基準・・・15倍以下
基本的なPBRの割安基準・・・1倍以下
また現在のS&P500指数のPERと比較しても割高感が伺えます。
✅S&P500・・・22.26倍
✅XLRE・・・48.83倍
今は積極的に買い増すほどではないですね。
分配利回りも2.77%とあんまり美味しくないね💦
それでは次に「XLRE」の組み入れ比率上位10銘柄と業種構成について見ていきましょう!
2.「XLRE」の組み入れ比率上位10銘柄と業種構成
まず初めに「XLRE」の組み入れ比率上位10銘柄について見ていきましょう!
組み入れ比率上位10銘柄
「XLRE」の9月2日時点の組み入れ比率上位10銘柄は以下のようになっています。
2.プロロジス(PLD) 9.93%
3.クラウン・キャッスル・インターナショナル(CCI) 8.34%
4.エクイニクス(EQIX) 7.59%
5.パブリック・ストレージ(PSA) 4.89%
6.デジタル・リアルティー・トラスト(DLR) 4.57%
7.サイモン・プロパティー・グループ(SPG) 4.34%
8.SBAコミュニケーションズ(SBAC) 3.90%
9.ウェルタワー(WELL) 3.58%
10.CBREグループ(CBRE) 3.18%
見た感じ米国REITに広く分散投資されているね!
どれも個人では所有できないものばかりだから「XLRE」に投資すれば有名不動産のオーナーになれるね✨
それでは次に「XLRE」の業種構成を見ていきましょう!
業種構成
こちらは業種別構成比率になるのですが、不動産関連の中でもREITが約97%を占めています。
「XLRE」の構成はREITと不動産管理・開発で構成されています。
✅REIT・・・96.79%
✅不動産管理・開発・・・3.21%
業種別構成比率を見るとREITに幅広く分散投資されていることがわかるね!
それでは最後に「XLRE」に投資するメリット・デメリットを解説していこうと思います。
3.「XLRE」に投資するメリット・デメリット
今から「XLRE」に投資するメリット・デメリットについて解説していこうと思います。
「XLRE」に投資するメリット
まず初めに「XLRE」に投資するメリットですが、以下の3つが挙げられます。
▶️米国REITに幅広く分散投資することができる
▶️インフレヘッジが効く
▶️経費率が低い
それでは順番に解説していきます。
メリット1:米国REITに幅広く分散投資することができる
まず一つ目のメリットは米国ETFに幅広く分散投資することができることです。
そもそも米国REITは日本の証券会社での取り扱いが少なく、表面利回りが高いので罠商品があることを多いです。
「XLRE」は数少ない米国REITに投資できる金融商品であり、罠商品ではない優良金融商品です。
株価・配当利回り・株価指標等を見ると今は全力で買い増すことはおすすめしませんが、不動産の資産クラスがポートフォリオになければ組み入れる検討の余地は十分にあると思います。
メリット2:インフレヘッジが効く
二つ目のメリットはインフレヘッジが効くことです。
冒頭でもお話ししましたが、不動産が強い局面はインフレの時です。
インフレ時はお金(紙幣)の価値が目減りするため、物の価値(株式や不動産)が上がります。
投資をしていない人も実は現金や預金の100%投資をしているって知っていましたか?
現在のデフレ局面では問題ありませんが、インフレ時には資産の価値が大きく下がってしまいます。
現在、世界各国でインフレ率2%を目指している今、現金・預金100%の資産ではリスクがあると思います。
不動産や株式、金など紙幣以外の資産を1つでも保有することでリスクヘッジになりますので、思い立ったら即行動に移しておきましょう!
メリット3:経費率が低い
三つ目のメリットは経費率が低いことです。
「XLRE」以外にも米国REITに投資できる金融商品はあるのですが、その中でも「XLRE」が圧倒的に経費率が低いです。
【IYR】(iシェアーズ 米国不動産 ETF)・・・0.41% (2021年9月7日時点)
【RWR】(SPDR® ダウ・ジョーンズ REIT ETF)・・・0.25% (2021年9月7日時点)
【XLRE】(不動産セレクト・セクター SPDR® ファンド)・・・0.12% (2021年9月7日時点)
長期投資において経費率(管理コスト)は最も重要になるポイントの一つなので、投資する際は経費率が低いこともしっかりと確認しておきましょう!
※個人的には経費率1%以下が望ましいです。
次は「XLRE」に投資するデメリットを解説していくよ〜
「XLRE」に投資するデメリット
「XLRE」に投資するデメリットですが、以下の2つが挙げられます。
▶️組み入れ銘柄数が少ない
▶️現状では配当利回りが低く、投資妙味が薄い
それでは順番に解説していきます。
デメリット1:組み入れ銘柄数が少ない
まず一つ目のデメリットは組み入れ銘柄数が少ないことです。
【IYR】(iシェアーズ 米国不動産 ETF)・・・83銘柄
【RWR】(SPDR® ダウ・ジョーンズ REIT ETF)・・・113銘柄
【XLRE】(不動産セレクト・セクター SPDR® ファンド)・・・29銘柄
「XLRE」の構成銘柄数は29と他のETFと比べてとても少ないことがわかります。
銘柄数が少ないと言うことはその分、分散投資が効かないことを意味するので、その部分が他のETFと比べてデメリットとなります。
しかし、自身のポートフォリオ内にREIT(不動産)を組み入れてリスクヘッジするのみであれば「XLRE」でも十分だと思います。
デメリット2:現状では配当利回りが低く、投資妙味が薄い
二つ目のデメリットは現状では配当利回りが低く、投資妙味が薄いことです。
米国REITの配当利回りは平均2.8%は狙える金融商品です。
しかし、「XLRE」は配当利回りが2.77%と平均の利回りとなっています。
平均利回りが2.8%と言うことは利回りが高いもの・低いものの合計の平均を言うので、現在の利回りでは投資妙味は薄いと言えるでしょう。
しかし、PER:48.87倍で平均利回りが狙える為、非常に優秀なETFです。
現在は割高感があり投資妙味が薄いですが、PERが下がったり、配当利回りが3%を越えれば絶好の買い場だと思います。
無理に投資をせず、辛抱強く待ちましょう!
4.まとめ
今回は不動産ETF「XLRE」についてまとめてみました。
・不動産の資産クラスをポートフォリオに加えるならXLREは検討の余地有り
・しかし、現在はあえて積極的な買い増しは不要
PER・配当利回りに割安感が見えたら絶好の買い場ですね。
この記事でXLREについて学んで不動産投資に興味のある人は少額からでも不動産オーナーになってみましょう!
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