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こんばんは!うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は三大メガバンクの一角「三菱UFJ・FG」について詳しく解説して行こうと思います。
・三菱UFJ・FGの企業分析が見れる
・三菱UFJ・FG について理解して投資できるようになる
この記事では
▶️投資を始めたいけど、どの株に投資をしたらいいかわからない
▶️名前は聞いたことあるけど、事業内容などがわからない
このような方の悩みを解決する記事になっています!
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それではまず初めに三菱UFJフィナンシャル・グループの概要から解説していきます。
1.三菱UFJ・FGの概要
三菱UFJフィナンシャル・グループとは、三井住友フィナンシャル・グループやみずほフィナンシャル・グループに並ぶ国内最大の総合金融グループです。
また、三菱UFJ・FGの傘下には三菱UFJ銀行やアコムなどがあります。
大まかな概要については以下のようになっています。
資本金:2兆1,415億円(2021年3月31日時点)
時価総額:7.922兆円
株価:583.3円(7月30日時点)
配当利回り(税引前):4.61%(7月30日時点)
配当利回り(税引後):3.68% (7月30日時点)
三菱UFJ・FGは銀行や証券、リースなど金融業全般を担っています。
日本企業の中でどれくらい大きいのだろう?
現在の日本企業時価総額ランキングは以下のようになっています!
三菱UFJ・FGの時価総額は7位と国内金融企業としては最大です。
ちなみに三井住友FGは25位、みずほFGは37位ですね。
三井住友FGの企業分析については過去にまとめていますので、そちらを参考にしてみてください❗️
現在の三井住友FGの税引後配当利回りは【4.30%】だから配当利回り的には劣るね。
尚、株式投資に必須の知識を学ぶのであれば以下の書籍がおすすめです。
なので、三菱UFJ・FGは金融関連(銀行・証券・リースなど)を生業とする国内最大の企業と覚えておけばオッケーです👌
次に三菱UFJ・FGの株価指標を見ていきましょう!
2.三菱UFJ・FGの株価指標
三菱UFJ・FGの現在の株価指標は以下のようになっています。
株価指標 | 7月29日時点 |
PER | 9.67倍 |
PBR | 0.45倍 |
PSR | 1.25倍 |
EPS | 40.95円 |
BPS | 1308.12円 |
ROE | 3.3% |
ROA | 0.16% |
PER・PBR共に割安な水準だね✨
まず初めにPER・PBRについて分析していきましょう。
PERとPBR
まずは日本の株式市場全体をざっくりと把握するために日経平均株価のPER・PBRと比較していきましょう。
その前に一般的なPER・PBRの基準は以下のようになっています。
PBR(株価純資産倍率)・・・1株当たりの純資産に何倍値段が付けられているかを見る指標
基本的なPERの割安基準・・・15倍以下
基本的なPBRの割安基準・・・1倍以下
PER・PBRの基準を抑えたところで早速日経平均株価と比較していきましょう!
株価指標 | 三菱UFJ・FG | 日経平均株価 |
PER | 9.67倍 | 13.34倍 |
PBR | 0.45倍 | 1.19倍 |
PSR | 1.25倍 | ー |
EPS | 40.95円 | 2,045.25円 |
BPS | 1308.12円 | 22,927.39円 |
三菱UFJ・FGのPERは9.67倍と日経平均株価のPER13.34倍に比べて割安感が見受けられます。
PBRの観点からも1.19倍に対して0.45倍なので日本の株式市場全体と比較したら割安だと言えます。
最近の日本株式市場は下落気味なので機会損失をしないように現金を手厚めに持っておこう!
EPSとBPS
次にEPSとBPSについて見ていきましょう。
EPSとBPSは主に財務に関する指標となっています。
BPS(一株当たり純資産)・・・財務分析で企業の成長性を分析するの指標の一つであり、1株に対して会社の純資産がいくらあるかを表す指標
それでは早速三菱UFJ・FGのEPSとBPSについて見ていきましょう!
まずはEPSについてですが、2018年3月以降減少傾向にあります。
基本的にEPSが減少傾向にあると「企業の収益率が成長していない」ってことになるので長期保有には向かないね❗️
現在のEPSが40.95円なので40円台を切るようであれば要注意ですね‼️
次にBPSですが、こちらは年々増加傾向にあります。
コロナの影響で先行きが見通せないことや設備投資する機会が減っていることを考えると純資産が増えることは頷けるね
BPSが増えていると言うことは倒産のリスクや減配のリスクは限りなく低いので個人的には長期保有しても大丈夫だと思っています。
次にROEとROAについて見ていきましょう!
ROEとROA
まず初めにROEとROAについて軽く説明しておきます!
ROA(総資産利益率)・・・会社の事業に対して投資された資産について、どれだけ効率よく収益を得ているかを示す指標
ROEの基準・・・10~20%で優良企業
ROAの基準・・・10%で優良企業、5%で良企業、1~2%で普通
ROEが低ければ「経営効率の悪い会社」と判断され、ROAが低ければ事業のために投資した資産がうまく活用されていないってことになるね❗️
それでは早速三菱UFJ・FGのROEとROAを見ていきましょう!
✅ROE・・・3.3%
✅ROA・・・0.16%
先程の説明であったROE・ROAの基準には遠く及ばないです💦
基準に及ばないってことは三菱UFJ・FGは優良企業じゃないってこと?
一般的なROE・ROAの基準には達していませんが、他のメガバンクはどうなのか比較していきましょう!
メガバンクのROE・ROA | 三菱UFJ・FG | 三井住友FG | みずほFG |
ROE | 3.3% | 5.02% | 5.09% |
ROA | 0.16% | 0.25% | 0.21% |
三大メガバンクの中では一番低いけど、業種の水準としてはあまり変わらないね✨
他のメガバンクとそんなに差がないことを見ると過度に気にする必要はないと思います。
今後も下がり続けていく場合は要注意なので、しっかりと四半期に一回ぐらいは確認しておきましょう!
3.三菱UFJ・FGの財務状況
現在の三菱UFJ・FGの財務状況は以下のようになっています。
数字だけではわかりずらいのでグラフにしたものが下の図になります。
三菱UFJ・FGの財務状況(グラフ)
出典:IR BANK
資産全体を示す総資産は右肩上がりに上昇しています。
次に負債が自己資本に対してどの程度の割合を占めているかを表す有利子負債比率を見てみると87.6%と100%以下で推移していることがわかります。
財務指標における有利子負債比率は100%以下であれば優良企業なので、三菱UFJ・FGの財務状況は健全であることがわかります。
三菱UFJ・FGの格付け
次に格付け会社の格付けを見ていきましょう!
その前に格付けにおけるランクの意味について解説します。
格付けには主にAAA、AA、A、BBBが存在し以下のような意味を持ちます。
ランクの意味について理解したところで三菱UFJ・FGの格付けを見ていきましょう!
どの格付け会社もA以上の判断を出しています。
A以上ということは「返済能力は非常に高い」ってことだね‼️
つまり、有利子負債比率の観点や格付けの観点から「三菱UFJ・FGの財務状況は非常に良い」ということがわかりました!
次は三菱UFJ・FGの配当金推移について見ていきましょう!
4.三菱UFJ・FGの配当金推移
次に三菱UFJ・FGの配当金推移ですが、過去6年間の配当金実績は以下の通りです。
現在の配当金は25円と2015年3月の16円から9円アップしています。
2018年3月以降の2年間で7円もアップしていることを見るとこれからも増配の余地がありそうですね。
また、来年にも2円増配予定なので今後も長期で保有する投資妙味は十分にありそうです。
配当利回り
次は配当利回りについてですが、過去10年の配当利回りは以下のように推移しています。
三菱UFJ・FGの7月30日時点の配当利回り実績は4.61%(税引前)となっています。
また、配当利回りは以下の計算式で求めることができます。
配当利回り=年間配当金÷株価
税引後の配当利回りは3.68%と非常に高利回りなので高配当長期投資をしている方であれば是非保有しておきたい銘柄ですね♪
また、8月3日時点の税引後配当利回り3.91%を誇る「武田薬品工業(4502)」についてもこの際に押さえておきましょう!
金融業は景気敏感株(景気に左右されやすい銘柄)なのでヘルスケアや通信などのディフェンシブ株(景気に左右されにくい銘柄)も一緒に押さえておきましょう‼️
通信株であれば過去にKDDI(9433)についてまとめていますので、そちらも是非読んでみてください!
配当利回りがいいことはわかったけど、今後も続くの?
そこで企業が配当金を無理して株主に出していないかがわかる指標「配当性向」について見ていきましょう!
配当性向
最後に配当性向についてですが、過去10年の配当性向は以下のように推移しています!
2021年3月時点の配当性向は41.42%と概ね順調に推移しています。
配当性向が100%を超えていると利益ではなく、資産を切り崩して配当を支払っていると言うことになるのであまり良くありません💦
ただし、配当性向を見る場合は必ず減配なっていないことを確認しなければなりません。
その理由は計算式を見ると気付きます!
配当性向は以下の計算式で求めることができます!
配当性向 = 1株あたりの配当金額 ÷ 1株あたりの当期純利益 x 100
分子である配当金額が小さくなれば配当性向も下がるよね!
以上、配当推移を見てきましたが三菱UFJ・FGは「高利回りかつ今後も増配する可能性ある。また、配当も無理なく支給されているため、減配のリスクは限りなく低い」と思います。
それでは次に三菱UFJ・FGに投資するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます!
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ5.三菱UFJ・FGに投資するメリット・デメリット
まず初めに投資するメリットから解説していきます。
三菱UFJ・FGに投資するメリット
投資するメリットは主に以下の3つです。
▶️配当利回りが高い
▶️倒産するリスクが限りなく低い
▶️1株580円と少額でも購入しやすい
それでは順番に解説していきます!
メリット1:配当利回りが高い
まず一つ目のメリットとして配当利回りが高いことが挙げられます。
先程も話しましたが、税引後の配当利回りが3.68%と3%を超えているので高配当株の部類に入ります。
キャピタルゲイン(売却益)は狙いづらいが、インカムゲイン(配当収入)は多く狙える銘柄なので高配当投資をしている方であれば投資対象として視野に入れておいてもいいと思います。
メリット2:倒産するリスクが限りなく低い
二つ目のメリットは倒産するリスクが限りなく低いことです。
三菱UFJ・FGは国内時価総額ランキング7位と国内最大の金融企業会社です!
また、有利子負債比率も100%以下など財務状況も悪くないのでまず倒産することはあり得ません。
株式投資においてリスクの一つである「会社がなくなる」ことはないので、投資した金額が全額無くなることはありません。
しかし、株式はリスク資産で購入金額よりも小さくなるかもしれないのでしっかりと勉強して適正リスクを取っていきましょう!
メリット3:1株580円と少額でも購入しやすい
三つ目のメリットは1株580円と少額でも購入しやすいことが挙げられます。
三菱UFJ・FGは1株580円と少額でも投資を始めやすい銘柄となっています。
✅三菱UFJ・FG・・・580.2円
✅三井住友FG・・・3,708円
※2021年8月3日時点の株価
しかし、日本株の取引単位は最低100株単位なので1株580円でも最低58,000円は必要になります。
そこで活用するのが【LINE証券】です‼️
LINE証券であれば1株単位からの取引が可能なので、少額から投資を始めたい方にはぴったりのネット証券となっています。
口座開設方法などは冒頭で説明した過去の記事にまとめていますので、是非読んでみてください!
LINE証券次はデメリットについて解説していくよ〜
三菱UFJ・FGに投資するデメリット
次に投資するデメリットですが、以下の2つが挙げられます。
▶️2倍・3倍以上のキャピタルゲイン(値上がり益)が期待できない
▶️株価が景気に左右されやすい
順番に解説していきます。
デメリット1:2倍・3倍以上のキャピタルゲイン(値上がり益)が期待できない
一つ目のデメリットは2倍・3倍以上のキャピタルゲイン(値上がり益)が期待できないことです。
メリット1でも少し触れましたが、高配当株である以上2倍・3倍のキャピタルゲイン(値上がり益)は期待できません。
そもそも配当利回りが高い企業は
成熟企業(メイン事業が成熟した企業)
です!
つまり、設備投資があまり要らなくなるから代わりに得られた利益を株主還元するため配当として出すよ❗️
つまり、キャピタルゲイン(値上がり益)を狙いたい方は成熟企業ではなく、ZOZOなどの今後値上がりの期待できるグロース株に投資する必要があります。
しかし、高配当株がキャピタルゲイン(値上がり益)を全く狙えないかと言われるとそうでは無いのでEPSなど株価指標をしっかりと分析して一緒に銘柄選定頑張っていきましょう!
株価が景気に左右されやすい
二つ目のデメリットは株価が景気に左右されやすいことです。
金融業はビジネスモデルの観点から景気にとても左右されやすい業種となっています。
このような銘柄は不景気になると株価が暴落してしまうので、そうならないためにも景気に左右されない銘柄(インフラ関連の業種)に分散投資してリスク分散をしておきましょう!
6.三菱UFJ・FGは買いなのか?
今から現在の三菱UFJ・FGは買いなのか?について解説していこうと思います。
結論としては全力で買い増すことはおすすめしないです。
その理由としては
✅日経平均株価のPERは13.34%と割高感は無くなったが、割安感は無い
✅経済回復の鈍化により、さらに株価下落の可能性がある
などの要因があります。
しかし、全く買わないと機会損失の可能性があるため
毎月定額で積立投資することをおすすめします。
毎月定額で積立投資することで下落局面と上昇局面の両方に対応することができます。
今後も長期投資に役立つ銘柄を紹介していきますので一緒に資産形成頑張っていきましょう!
7.まとめ
今回は三大メガバンクの一角「三菱UFJ・FG」について企業分析から投資するメリット・デメリットまで詳しく解説しました。
・預金は低利回りなので適正リスクを取って投資をしたほうが良い
・少額からでも投資できる企業
メリットの部分でもありましたが、「三菱UFJ・FG」に投資すると年3.68%の配当金が貰えるのに対して預金だと0.001%といつまで経ってもお金が増えることはありません。
「お金は銀行へ」の時代は終わったとも言えるでしょう。
それでは今後どうすればいいのか?
それは適正リスクを取って資産を運用していく他ありません。
人それぞれ取れるリスクは違うので自分のリスク許容度をしっかりと把握して投資していきましょう!
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