※本サイトで紹介している商品・サービスの外部リンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
カテゴリー別で見たい方はこちらを検索👇
こんにちは!うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回はS&P500に連動するETF
「IVV」・「VOO」・「SPY」
について徹底的に比較していこうと思います。
こちらは左からブラックロック(IVV)、バンガード(VOO)、ステート・ストリート(SPY)と世界三大運用会社が出しているETFとなっています。
「VOO」については過去にまとめていますので、そちらを是非読んでみてください。
結論から言うと
経費率の観点などから「IVV」「VOO」の方が長期投資向き
です。
ではなぜ、「IVV」「VOO」が「SPY」に比べて長期投資向きなのか、違いを比較しながら解説していこうと思います。
・これら3つのETFは果たして買うべきなのかがわかる
・自分で考えて投資ができるようになる
また、S&P500ETF「IVV」「VOO」「SPY」に投資するのであれば
【SBI証券】
の開設がおすすめです。
なぜ、おすすめなのかは下記の記事にまとめていますので是非こちらも読んでみてください。
1.S&P500指数って何??
まずは「IVV」「VOO」「SPY」が連動している指数【S&P500】について解説していこうと思います。
【S&P500】とは米格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」が出している指数です。
指数はニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している大型株500銘柄の株価を基準にした時価総額加重平均型の株価指数です。
また、大型500銘柄に採用されるには厳しい採用基準をクリアした銘柄(企業)でなければなりません。
主な基準は以下の3つです。
採用基準1:米国企業であること
まず、一つ目の基準は米国企業でなければなりません。
その為、日本の時価総額1位のトヨタ自動車や世界時価総額ランキング上位中国のテンセントやアリババが採用されることはありません。
そのため、S&P500指数に連動するETFを購入すれば米国に投資することができます。
採用基準2:時価総額が53億ドル以上かつ流動性が高く、浮動株が発行済株式総数の50%以上あること
二つ目の採用基準は時価総額が53億ドル以上かつ流動性が高く、浮動株が発行済株式総数の50%以上なければなりません。
つまり、企業規模が大きいかつ投資家が売買しやすいってことだね!
そのため、米国の中小企業は投資対象として入らないことを意味します。
S&P500指数に投資するということは米国の各業種の大企業に投資するということになります。
採用基準3:四半期連続で黒字の利益を維持していること
三つ目の採用基準は四半期連続で黒字の利益を維持していることです。
その為、S&P500指数に採用されている銘柄は全て利益を維持できる優良企業ということになります。
さらにS&P500指数の設定以来の平均リターンは約7%と非常に優秀な成績を出しています。
長期で右肩上がりなところを見ると誰もが投資したくなりますね!
S&P500指数について学んだところで次は連動するETF「IVV」「VOO」「SPY」を比較していこうと思います。
2.S&P500連動ETF3つの比較
S&P500指数に連動しているETF「IVV」「VOO」「SPY」を比較したものが下の表になります。
S&P500 ETF | IVV | VOO | SPY |
名称 | iシェアーズ・コア S&P500 ETF | バンガード S&P500 ETF | SPDR® S&P500® ETF |
運用会社 | ブラックロック | バンガード | ステート・ストリート |
総資産 総額 | 305,292.03百万米ドル | 255,994.84 百万米ドル | 399,174.89 百万米ドル |
基準価格 | 444.97ドル | 407.08ドル | 447.07ドル |
配当 利回り | 1.26% | 1.28% | 1.25% |
経費率 | 0.03% | 0.03% | 0.0945% |
配当 支払い月 | 3.6.9.12 | 3.6.9.12 | 3.6.9.12 |
構成 銘柄数 | 500銘柄 | 500銘柄 | 500銘柄 |
連動指数 | S&P500指数 | S&P500指数 | S&P500指数 |
総資産総額の観点から「SPY」⇨「IVV」⇨「VOO」の順となっています。
「SPY」は東京証券取引所にも上場している為、ネット証券を開設していない人でも購入できるので総資産総額が一番大きいです!
また、こちらは「IVV」「VOO」「SPY」の年初来株価チャートになるのですが、S&P500指数に連動しているため、パフォーマンスに変わりまありません。
次に「IVV」「VOO」「SPY」の業種構成比率について比較していこうと思います。
3.S&P500連動ETF3つの業種構成
「IVV」「VOO」「SPY」の業種構成は以下の通りです。
「IVV」「VOO」「SPY」の上位3セクターは以下の通りです。
S&P500ETF | IVV | VOO | SPY |
1位 | 情報技術 28.06% | 情報技術 26.3% | 情報技術 28.15% |
2位 | ヘルスケア 13.24% | ヘルスケア 13.0% | ヘルスケア 13.28% |
3位 | 一般消費財 12.09% | 一般消費財 12.1% | 一般消費財 12.12% |
上位3セクター比率 | 53% | 51% | 53% |
連動するETFが一緒だったら業種構成も変わらないですね!
前回比較した米国高配当ETF「HDV」「VYM」「SPYD」はそれぞれ違う指数に連動しているので、興味のある方は是非下記の記事も読んでみてください!
その他に基準価格や配当利回りなどは特に差はありませんが、やはり一番の違いは経費率にあります。
次は経費率を踏まえて長期投資するのであれば「IVV」「VOO」「SPY」のどれがいいのか解説していこうと思います。
4.長期前提で投資するのであれば・・・
冒頭でもお話しましたが、長期投資をするのであれば「IVV」「VOO」がおすすめです!
先程「IVV」「VOO」「SPY」について比較した表を見ましたが、「総資産総額」と「経費率」以外に特に変わりはありません。
その為、連動する指数が一緒であればパフォーマンスも変わらないので長期投資するのであれば最も経費率が低いものを選ぶといいです。
さらに20年の長期投資であれば投資収益率が2〜8%に入るので元本割れのリスクも限りなくゼロに近づきます。
「IVV」「VOO」は東京証券取引所に上場していないため、購入するのであれば【SBI証券】【楽天証券】などのネット証券がおすすめです。
まだ、米国株投資をしてない方やこれから米国株で資産形成を始めようと思う方は是非ネット証券を開設しておきましょう!
ネット証券ならネクシィーズトレードへ5.まとめ
今回はS&P500指数連動ETF「IVV」・「VOO」・「SPY」について比較して解説しました。
もし、うさぎパイセンが今から投資を始めるのであれば以下のようにしようと思います。
・「IVV」もしくは「VOO」に毎月積立投資する
・狼狽売りせず、20年以上の長期保有する
これはあくまでうさぎパイセンならこうするという考えなので、特定の銘柄を推奨している訳ではありません。
また、投資は最終的に自己判断で行うものなので適正リスクをしっかりと抑えて考えていきましょう!
GMOクリック証券6.合わせて読みたい記事
日本株・米国株どっちに投資したらいいかわからない方へ
日本株・米国株どっちが資産形成に最適なのか解説しています。
S&P500に連動している投資信託の購入を検討している方へ
S&P500に連動している投資信託「SBI・Vシリーズ」について解説しています。
全世界に投資をしたい方へ
全世界株へまとめて投資できるETF「VT」について解説しています。
米国にまとめて投資をしたい方へ
米国にまとめて投資することができるETF「VTI」について解説しています。
7.おすすめ書籍
米国株初心者(入門編)
米国株への投資を検討している方におすすめです!
米国株でFIREを目指している方
米国株でFIREを目指している人必見の内容です!
コメント