こんにちは!うさぎパイセンです🐰

投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回は2月16日に決定されたジャパニーズウイスキーの定義について話していきたいと思います。
今まで他の四大ウイスキーに比べてあやふやだった定義がついに決定したので詳しく説明していきたいと思います。

ジャパニーズウイスキーの定義ってなんだろう??
1,ジャパニーズウイスキーの定義について
早速今回決まったジャパニーズウイスキーの定義について話していこうと思います。
ジャパニーズウイスキーの定義は主な要件が4つあります。
ジャパニーズウイスキーの定義 |
1.原料は必ず麦芽を使用し、日本国内で採取された水を使用すること |
2.国内の蒸留所で蒸留すること |
3.原酒を700リットル以下の木樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること |
4.日本国内で瓶詰めすること |
今までは海外の原酒を使って作られたウイスキーを「ジャパニーズウイスキー」と呼んでいるものも多くありました。
それが今回2021年4月から「ジャパニーズウイスキーの定義」を運用することでさらなるジャパニーズウイスキーの価値を向上させることができます。
これを機にジャパニーズウイスキーのブランド価値がさらに向上してくれたらウイスキー好きとしては嬉しいですね。

今から定義に当てはまるウイスキーを紹介するよ!
2.定義に当てはまるジャパニーズウイスキー
この定義に当てはまる酒類大手のウイスキーはサントリーが8ブランド(響、白州、知多、山崎、ローヤル、スペシャルリザーブ、オールド、季(TOKI))、ニッカが4ブランド(竹鶴、余市、宮城峡、カフェグレーン)、キリンが1ブランド(富士)になります。
表にまとめるとこんな感じです。
会社 | ブランド数 | ブランド名 |
サントリー | 8 | 響・白州・知多・山崎・ローヤル・スペシャルリザーブ・オールド・季(TOKI) |
ニッカ | 4 | 竹鶴・余市・宮城峡・カフェグレーン |
キリン | 1 | 富士 |
どれもとても有名なブランドばかりですね!
これから一つずつ紹介していきたいと思います。
1.サントリー編

まず、初めは「響」を紹介するよ〜!

・名称:響
・原料:モルト、グレーン(ブレンデット・ウイスキー)
・アルコール度数:43%
・特徴:ローズやライチの優しい香りが鼻を透き通り、軽やかな蜂蜜の甘さが口の中で広がりる。香りや味わいが落ち着いた余韻となる。
・おすすめしたい人:ウイスキーが好きな方にプレゼントを考えている人、特別な日に飲むウイスキーを探している人
ロック・水割り・ハイボールなど、どんな飲み方も合う万能ウイスキー
詳細:響は日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー”をコンセプトにして作られたウイスキーなので、日本人の口にあったウイスキーだと思います。熟成年数にこだわらず(ノンエイジング)、厳選されたモルト・グレーンウイスキーを配合して作られたブレンデット・ウイスキーです。また、24節気を表した24面カットのボトルデザインが「響」の風格が滲み出ていますね。

次は「白州」だよ〜

・名称:白州
・原料:シングルモルト
・アルコール度数:43度
・特徴:すだち・ミントの爽やかな香りが鼻や口の中で広がる。甘さとスモーキーの感じが余韻として味わえるウイスキー。
・おすすめしたい人:ミントのような爽やかな味わいが好きな人、スモーキーがほのかに感じられるウイスキーが好きな人
詳細:白州は白州蒸留所から作られたシングルモルトウイスキーです。白州蒸留所は世界でも珍しい高地に位置することから「森の蒸溜所」とも呼ばれ、自然豊かな中で作られたウイスキーは森の若葉のようにみずみずしくフレッシュな香り、爽やかで軽快なキレのよい味わいを味わうことができます。

次は「知多」だよ〜

・名称:知多
・原料:グレーン
・アルコール度数:43度
・特徴:甘い樽の香りがまっすぐに鼻の中を透き通る。口当たりの良い優しい甘さが口に入れた時から余韻までしっかりと残る
・おすすめしたい人:手軽にウイスキーを楽しみたい方、ウイスキーを初めて飲む方
詳細:グレーンウイスキーの特徴である滑らかな口当たりが引き立つウイスキーになっています。知多蒸留所ではヘビー・ミディアム・クリーンタイプの3つのグレーン原酒を作り分けしており、その中から厳選したグレーンウイスキーから作り出される「知多」はとても優しい甘さが口の中で広がります。
実際のレビューはこちらをチェック👇


次は「山崎」だよ〜

・名称:山崎
・原料:シングルモルト
・アルコール度数:43%
・特徴:イチゴやさくらんぼの甘酸っぱい香りの中に蜂蜜の甘さが滑らかに口全体に広がっていく。洗礼されたバニラ・シナモンの香りが口の中を綺麗に締め括る。
・おすすめしたい人:甘さが広がるウイスキーを探している方、いちごのような甘酸っぱい香りを楽しみたい方
詳細:山崎蒸留所で作られたウイスキーで香りはワイン樽で熟成されたモルト原酒が生み出し、甘く煌めくような、なめらかな広がりはミズナラ樽で熟成されたモルト原酒が生み出しています。この二つが合わせることでやわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わいを味わうことができます。

次は「ローヤル」だよ〜

・名称:ローヤル
・原料:モルト、グレーン(ブレンデット・ウイスキー)
・アルコール度数:43%
・特徴:甘く華やかな香り。やわらかくなめらかな口あたり。すっきりと心地よい余韻が特長。
・おすすめしたい人:華やかな夜に嗜みたい方、やわらかくなめらかな口あたりのウイスキーが好きな方
詳細:サントリーの創業者であり、初代マスターブレンダーである鳥井信治郎が人間が美味しいと感じられる黄金比でブレンドされたウイスキー。鳥井信治郎の最高傑作のウイスキー。

次は「スペシャルリザーブ」だよ〜

・名称:スペシャルリザーブ
・原料:モルト、グレーン(ブレンデット・ウイスキー)
・アルコール度数:40%
・特徴:華やかな甘い香りと柔らかくクリーミーな味わい、バニラ香と深みのある口当たりで最後を締める
・おすすめしたい人:ウイスキーを飲み始めたい方
詳細:キーモルト(ウイスキーの味の軸となっている原酒)はホワイトオーク樽で熟成された白州モルトを使用しており、厳選されたグレーンウイスキーを合わせて作られたブレンデット・ウイスキー。

次は「オールド」だよ〜

・名称:オールド
・原料:モルト、グレーン(ブレンデット・ウイスキー)
・アルコール度数:43%
・特徴:キーモルトのシェリー樽を使うことでまろやかな味わいになり、上質感・高級感を味わうことができる
・おすすめしたい人:ウイスキーの歴史を味で感じたい方
詳細:1950年の発売以降、進化し続けたウイスキー。オールドの長年の歴史が詰まっているので磨かれて熟成を増したオールドを是非飲んでみてください。

最後は季(TOKI)を紹介するよ〜

・名称:季(TOKI)
・原料:モルト、グレーン(ブレンデット・ウイスキー)
・アルコール度数:43%
・特徴:ミント・青リンゴの爽やかさの中に蜂蜜の優しい甘さが口全体に広がっていく。
・おすすめしたい人:ハイボールが好きな方、爽やかな味が好きな方
詳細:白州のキーモルトに山崎のモルト原酒、知多のグレーン原酒を使用したブレンデット・ウイスキー。国外向け(アメリカやイギリス)の作られたウイスキーなのでネットで購入して是非飲んでみてください。
次はニッカ編を紹介したいと思います。

次はニッカ編に突入するよ〜
2.ニッカ編

最初は竹鶴を紹介するよ〜

・名称:竹鶴ピュアモルト
・原料:モルト
・アルコール度数:43%
・特徴:りんごの甘酸っぱい香りにフルーティーな味わいが続く。軽快に駆け抜けたそのあとはピートやビターチョコのような大人の味わいが流れていく。
・おすすめしたい人:落ち着いた夜に飲みたいウイスキーを探している方、これからウイスキーを飲み始めたい方
詳細:キーモルトは、シェリー樽熟成の余市モルトと宮城峡モルト、リメード樽熟成の宮城峡モルトの原酒を使っており、それぞれの蒸留所の個性が一つに詰まったモルトウイスキー。それぞれの主張を柔軟に取り入れ、ブレンドされた竹鶴ピュアモルトはモルト界の最高級ウイスキーです。

次は「余市」だよ〜

・名称:シングルモルト余市
・原料:シングルモルト
・アルコール度数:43%
・特徴:余市モルトの甘さから始まり、力強いピートが口の中で広がる。その後終始続くピートにオークの甘さが重なる。
・おすすめしたい人:力強いピート香が好きな方、余市を堪能したい方
詳細:創業者・竹鶴政考が理想の地として選んで作られた余市のシングルモルトウイスキー。石炭直火蒸留なので重厚さと香ばしさが特徴です。また、ピートが特徴的なウイスキーなのでピート香が好きな方は是非飲んで欲しいウイスキーです。

次は「宮城峡」だよ〜

・名称:シングルモルト宮城峡
・原料:シングルモルト
・アルコール度数:45%
・特徴:りんごや洋梨のような華やかな甘い香りと樽由来のバニラ香が鼻の中を行き渡り、フルーティーかつ滑らかな味わいのシングルモルトウイスキー。
・おすすめしたい人:ピート香が苦手な方、フルーティーな味わいのウイスキーが好きな方
詳細:創業者・竹鶴政考が数ある候補の中で広瀬川と新川の二つの清流に囲まれた緑の峡谷で新川の水をウイスキーで割って飲み、その場で蒸留所建設を決めた場所のウイスキー。創業者の理想の水で作られたこのウイスキーは華やか・軽やかさ、そして滑らかな甘さを堪能できるシングルモルトウイスキー。

最後は「カフェグレーン」を紹介するよー

・名称:カフェグレーン
・原料:グレーン
・アルコール度数:45%
・特徴:樽由来のバニラ香とチョコレートのような甘い香りが広がり、ほのかに蜂蜜の甘さがして軽快に口の中を走り抜ける。
・おすすめしたい人:甘い香りと滑らかな口当たりを求めている方、ウイスキーを飲み始めた方
詳細:世界でも希少な“カフェ式連続式蒸溜機”で作られた味わい深いグレーンウイスキー。ブレンデット・ウイスキーのベースになっており、原料本来の甘さを楽しむことができる。

最後はキリン編にだよ〜
3.キリン編

キリンの「富士」を紹介するよ

・名称:シングルグレーン富士
・原料:グレーン、モルト
・アルコール度数:46%
・特徴:白ブドウやオレンジピールのような華やかな甘さと樽由来の熟成香、原料本来の味が複雑に絡み合って口の中で広がっていく。そのまま優しい味が余韻として流れていく。
・おすすめしたい人:口当たりの良いウイスキーが好きな方
詳細:富士の伏流水を使用して作られるこのウイスキーはオーク樽によってゆっくりと熟成されることで華やかな甘さの熟成香が特徴です。またオリジナル酵母を使用することで華やかさとフルーティーさを生み出すウイスキーを作り出すことができます。
3.まとめ
今回はジャパニーズウイスキーの定義とそれに該当するウイスキーを紹介しました。
正式に運用されるのが4月1日からなのでそれまでに自分に合ったウイスキーを購入しておくことをおすすめします!(私も品薄になる前に購入しておきます)
現在、ジャパニーズウイスキーはほぼ全て品薄状態が続いており、定義が決まったことでさらなるブランド価値の向上に伴ってより一層品薄になる可能性が近づいています。
今回紹介したウイスキーも定価の2倍以上になっているのが多いので、持っておくだけで価値が上がるウイスキーっていいですよね。(私は特別な日に飲むと思います)
今日紹介した中で私がおすすめするウイスキーを下に紹介するので是非飲んでみてください!
第一位:響
第二位:竹鶴ピュアモルト
第三位:山崎
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