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- スリーエム(MMM)はどんな企業なのか
- 株価が下落している理由
- 最新の決算・株価指標の推移
- スピンオフについて
- スリーエム(MMM)に投資すべきか
パイセン
今回は世界的に有名な化学・電気素材メーカー「スリーエム(MMM)」について解説しています。
スリーエム(MMM)ってどんな会社?
スリーエム(MMM)に投資すべき?
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
また、スリーエム(MMM)のような米国株に投資するのであれば「マネックス証券ormoomoo証券」がおすすめです。
パイセン
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1.スリーエム(MMM)ってどんな企業?
「スリーエム(MMM)」はアメリカのミネソタ州に本社を置く世界有数の化学・電気素材メーカーです。
スリーエムが開発した商品の中には「マスキングテープ」や「セロハンテープ」、「ポストイット(糊付き付箋)など普段身近に使用しているものがたくさんあります。
名称 | スリーエム |
ティッカーシンボル | MMM |
株価(ドル) | 96.81 |
配当利回り(予想) | 6.24% |
セクター | 資本財 |
事業内容 | 日用品の製造・販売 |
セロハンテープやポストイットなどは普段から使っている人が多いよね!
身近なものが主力製品の米国企業となっています!
2.スリーエム(MMM)の株価推移(チャート)
引用元:SBI証券
株価 | 96.81ドル |
配当利回り (予想) | 6.24% |
こちらは直近の株価から過去10年間を表したMMMの株価チャートの推移になります。
グラフを見ると2018年には一時200ドルだった株価は現在96.81ドルと約51%減少しています。
何で株価は下落傾向なの?
株価が下落している背景には以下の要因があります!
株価が下落している理由
株価が50%以上下落している理由は主に上記3つの要因があります。
耳栓・PFASの訴訟により和解金を2.6兆円支払わなければならず、これらは業績に影響します。
しかし、2024年第一四半期決算の結果はEPS・売上高は市場予想を上回り、2件の訴訟も和解したことを踏まえると悪材料は出し切ったとも言えます。
3.スリーエム(MMM)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額:moomooアプリより
こちらは2014年〜2024年(予想)過去10年間の配当金推移グラフになります。
グラフを見ると毎年増配していることがわかります。
スリーエムは66年連続増配している配当王銘柄だよね?
スリーエムは60年以上増配していましたが、スピンオフを期に減配表明をしました!
スリーエム減配 60年以上連続増配に終止符
2024/4/30にスリーエム(MMM)がヘルスケア事業(ソルベンタム)のスピンオフに伴い66年続いた連続増配の伝統を終了しました。
昨年の配当は調整後フリーキャッシュフローの60%を占めており、その内30%はヘルスケア事業が占めていました。
今後は調整後フリーキャッシュフローの約40%を充てると表明しており、減配を表明したこととなります。
60年以上の連続増配が終わっちゃうね・・・
一度減配すると減配へのハードルが下がる為、配当目的で投資する際は注意が必要です!
配当の権利落ち日・支払日
配当の権利落ち日、支払日はいつなの?
スリーエム(MMM)の権利落ち月は概ね「2月・5月・8月・11月」、支払月は概ね「3月・6月・9月・12月」となっています!
権利落ち日 | 配当額 | 配当支払日 |
---|---|---|
2024/2/15 | 1.51 | 2024/3/12 |
2023/11/16 | 1.5 | 2023/12/12 |
2023/8/18 | 1.5 | 2023/9/12 |
2023/5/18 | 1.5 | 2023/6/12 |
2023/2/16 | 1.5 | 2023/3/12 |
次回の権利落ち月は5月頃と予想されますが、正式な発表はまだありません。
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3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額:moomooアプリより
各年の年末株価:Yahoo Financeより
こちらは2014年〜2024年(予想)過去10年間の配当利回り推移グラフになります。
グラフを見ると配当利回りは増加傾向にあることがわかります。
何で配当利回りは増加傾向なの?
それは毎年増配している中で株価が下落していた為です!
減配表明した為、6%近くある配当利回りは減少することが想定されます。
3.3.配当性向の推移
こちらは2014年〜2023年過去10年間の配当性向推移グラフになります。
グラフを見ると2023年は赤字を計上してマイナスですが、それ以前は概ね50〜60%台で推移していることがわかります。
毎年5〜6割ぐらいの利益を株主に配当として支払っているんだね!
今後は減配する為、配当性向は減少していくことが想定されます!
>>>次ページ:株価指標、スピンオフについて
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