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- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)はどんな企業なのか
- 株価・配当今後の見通し
- 株価が下落した理由
- 最新の決算・株価指標の推移
- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)に投資すべきか
パイセン
今回は米国の大手製薬会社「ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)」について解説していきます。
- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)はブリストル・マイヤーズ社とスクイブ社が合併して1989年に設立された米国の製薬会社。
- 株価は2022年の80ドル台から約50%安の40ドル台。株価下落理由は主力製品の特許切れ危惧。2023年度の配当は1株あたり2.28ドルと配当利回り5%超え。
- EPSは2023年が過去最高水準。BPSは長期的に減少傾向。
- PERは赤字の為、算出不能。PBRは割高水準。
- 高い配当利回りは魅力的であり、株価も過去10年間の中では最も低いことから「買い」と判断！
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)とは？
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)の将来性は？
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
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パイセン
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1.ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)ってどんな企業？
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)とは、ブリストル・マイヤーズ社とスクイブ社が合併して1989年に設立された米国の製薬会社です。
主力製品には血栓塞栓治療薬「アピキサバン(エリキュース)」や癌の治療薬「ニボルマブ(オプジーボ)」などがあります。
| 名称 | ブリストル・マイヤーズ・スクイブ |
| ティッカーシンボル | BMY |
| 株価(ドル) | 46.50 |
| 配当利回り(予想) | 5.07% |
| セクター | ヘルスケア |
| 事業内容 | 先進的な医薬品の創薬、開発、提供 |
医薬品を作っている会社なんだね！
米国の競合他社には「ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)」や「アッビィ(ABBV)」などがあります！
2.ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)の株価推移(チャート)
引用元：SBI証券
| 株価 | 46.50ドル |
| 配当利回り (予想) | 5.07% |
こちらは直近の株価から過去10年間を表したBMYの株価チャートの推移になります。
グラフを見ると現在の株価46.50ドルは過去最低水準であることがわかります。
何で株価は下落しているの？
それは主力製品の特許切れにあります！
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)の株価下落理由
BMYの2023年売上構成比を見てみると「エリキュース：27.12%」「オプジーボ：20.02%」と2つで約50%の割合を占めています。
しかし、エリキュースは2028年特許切れとなり、オプジーボも2028年から段階的に特許切れが始まる為、将来性の観点から株価は下落しています。
特許切れが不安視されて株価が下落しているんだね！
基本的に特許切れになると他の製薬会社がジェネリック医薬品として販売する為、新薬が売れなくなる傾向にあります！
3.ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額：moomooアプリより
こちらは2014年〜2024年(予想)過去10年間の配当金推移グラフになります。
グラフを見ると毎年増配していることがわかります。
BMYは何年連続で増配しているの？
2024年に2.4ドルが支払われれば17年連続増配となります！
配当の権利落ち日・支払日
配当の権利落ち日、支払日はいつなの？
BMYの権利落ち日は2023年実績で見ると概ね「1月・4月・7月・10月」、支払日は概ね「2月・5月・8月・11月」となっています！
| 権利落ち日 | 配当額(ドル) | 配当支払日 |
|---|---|---|
| 2024/7/5 | 0.6 | 2024/8/1 |
| 2024/4/4 | 0.6 | 2024/5/1 |
| 2024/1/4 | 0.6 | 2024/2/1 |
| 2023/10/5 | 0.57 | 2023/11/1 |
| 2023/7/6 | 0.57 | 2023/8/1 |
次回の配当権利落ち日は10月が予想される為、配当を受け取りたい方はそれ以前に保有しておきましょう。
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3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額：moomooアプリより
各年の年末株価：Yahoo Financeより
こちらは2014年〜2024年(予想)過去10年間の配当利回り推移グラフになります。
グラフを見ると2024年の配当利回り予想は5.62%と過去10年間で最も高い水準であることがわかります。
何で配当利回りがこんなにも高くなってるの？
17年間減配していないことを踏まえると配当利回りの増加は「株価の下落」によるものだと言うことがわかります！
株価が下落した理由は先述した通りとなっています。
| 2024年8月時点の 配当利回り | 4.89% |
| 過去10年間の 平均配当利回り | 3.12% |
| 買い時の 配当利回り | 3.50% |
また、過去平均利回りは3.12%であることから3.5%を超えれば買い時だと思います。
3.3.配当性向の推移
こちらは2014年〜2023年過去10年間の配当性向推移グラフになります。
グラフを見ると100%を超える年もありますが、直近3年間は60〜70%台で推移していることがわかります。
会社の利益をどれだけ配当金に充てているかを表す指標
最近は利益の60〜70%を配当としては支払っているんだね！
100%を超えていない限りは今後も増配が続く可能性が高いということが分かります！
＞＞＞次ページ：株価指標、将来性について
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