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- アッビィ(ABBV)の将来性
- 株価・配当について
- 最新の決算・株価指標の推移
- アッビィ(ABBV)に投資するべきか
パイセン
今回は米国のバイオ医薬品企業「アッビィ(ABBV)」について解説していきます。
アッビィ(ABBV)の将来性は?
アッビィ(ABBV)に投資しても大丈夫?
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
また、アッビィ(ABBV)のような米国株に投資するのであれば「ウィブル証券」がおすすめです。
パイセン
ウィブル証券以外のネット証券について知りたい方はこちらの記事がおすすめです!
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1.アッビィ(ABBV)ってどんな企業?
アッビィ(ABBV)とは2013年に米製薬会社「アボット・ラボラトリーズ」からスピンオフして出来たバイオ医薬品企業です。
主要商品には「ヒュミラ」「シナジス」「カレトラ」「セボフレン」「ルボックス」などがあります。
名称 | アッビィ |
ティッカーシンボル | ABBV |
株価 | 143.74 |
配当利回り | 4.16% |
セクター | ヘルスケア |
事業内容 | 新薬の研究・開発・販売 |
アッビィはアメリカの新薬を開発して販売する企業なんだね!
パイセン
同業種での時価総額は5/28社で売上高は6位となっています!
2.アッビィ(ABBV)の株価推移(チャート)
株価 | 143.74ドル |
配当利回り | 4.16% |
こちらは過去5年間のアッビィ(ABBV)株価推移のチャートになるのですが、長期的に株価は右肩上がりで推移していることがわかります。
株価は長期的に右肩上がりで配当利回り4.16%は優良銘柄だね!
パイセン
現在は50日移動平均線を下にブレイクアウトしており、長期的には買い場局面です!
経済状況 | 強いセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 |
ー |
JNJとの比較チャート
ABBV(青) | JNJ(赤) | |
---|---|---|
株価 | 143.74ドル | 170.19ドル |
配当利回り | 4.16% | 2.75% |
株価リターン | 48.91% | 28.98% |
こちらは直近5年間のアッヴィ(ABBV)とヘルスケア時価総額トップのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を比較したチャートになります。
直近5年間で見るとアッヴィ(ABBV)の株価・配当利回りはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を上回っていることが分かります。
株価・配当利回り・リターンを見る感じだと直近5年間ではアッヴィに投資していた方が成績はいいね!
パイセン
あくまで過去5年間の実績ベースですが、アッヴィへの投資リターンはかなり良いことが分かります!
株価が急落した理由
株価チャートを見ると160ドルだった株価が140ドルまで急落している理由って何?
パイセン
それは2023年に主力薬「ヒュムラ」の特許切れによる売上減をカバーするのに期待されていた「スキリージ」「リンヴォック」の売上が市場予想を下回ったからです。
「スキリージ」は予想14.4億ドルに対して結果13.6億ドルと0.8億ドル届かない結果となりました。また、「リンヴォック」も予想7.10億ドルに対して結果6.86億ドルと0.24億ドル届かない結果になりました。
「ヒュムラ」の売上減の穴埋めが期待されていた為、予想を上回れなかったことが株価の急落に繋がりました。
3.アッビィ(ABBV)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額:Investing.comより
こちらは過去10年の配当金の実績を表すグラフになります。
※2023年の金額は予想値です。
グラフを見るとスピンオフ以降(アッビィ設立以降)毎年増配していることがわかります。
安定した配当、毎年増配のアッビィは優良銘柄だね!スピンオフ前は連続増配してたのかな?
パイセン
スピンオフ前の「アボット・ラボラトリーズ」も毎年増配していたので現時点で51年連続増配しています!
2023年に予想通り5.92ドル支払われれば52年連続増配になります。
3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額:Investing.comより
各年の年末株価:Yahoo Financeより
こちらは年間配当金と各年の年末株価から算出した過去10年間の配当利回りの推移グラフになります。
グラフを見ると過去10年間の内、2回は2%台だったものの、8回は3%を超える利回りを安定的に出していることが分かります。
23/7/27時点の 配当利回り |
4.18% |
過去10年間の 平均配当利回り |
3.64% |
買い時の 配当利回り |
3.80% |
現在の配当利回りは4.18%と高く、魅力的な利回りだね!
パイセン
過去の平均から3.8%を超えると買い時で、現在は4%超えているので投資妙味は非常に高いです!
3.3.配当性向の推移
以下のデータより算出
年間配当金額:Investing.comより
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは年間配当金と調整後希薄化EPSから算出した過去10年間の配当性向の推移グラフになります。
グラフを見ると50〜40%の範囲で推移していることが分かります。
利益の約50%は株主に還元してるんだね!
パイセン
配当性向が増加傾向にあれば連続増配も厳しくなるので増加傾向にならないか注視していきましょう!
4.アッヴィ(ABBV)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(総資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)
パイセン
今から6つの株価指標について
解説していきます!
4.1.EPSの推移
以下のデータを参照
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは過去10年間の調整後希薄化EPSの推移グラフになります。
調整後希薄化EPSを見ると右肩上がりで増加していることが分かります。
右肩上がりと言うことはアッヴィは毎年成長し続けているってことだね!
パイセン
EPSからアッヴィの収益は増加傾向にあり、企業の稼ぐ力が高まっていることが分かります!
4.2.PERの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは各年の年末株価と調整後希薄化EPSから算出した過去10年間のPERの推移グラフになります。
2018年〜2022年の直近5年間を見ると株価減少&EPS上昇の背景もあり、15倍を下回る低水準であることが分かります。
10年の最大値 | 19.85倍 |
10年の最低値 | 9.78倍 |
10年の平均値 | 13.30倍 |
割高基準 | 15倍以上 |
割安基準 | 13倍以下 |
今のPERは何倍なの?
パイセン
現在の予想PERは22.2倍と少し割高な水準にあります!
4.3.BPSの推移
こちらは純資産と発行株式総数から算出した過去10年間のBPSの推移グラフになります。
グラフを見るとマイナスになっている年が2年間あることが分かります。
BPSがマイナスってどういうこと?
パイセン
BPSとは「1株当たり純資産」のことを指す為、簡単に説明すると純粋な資産よりも借金が多い(債務超過)ことを表しています!
一度マイナスになったらダメなのか?と言うとそう言う事でもなく、その後のBPSはしっかりと回復して増加傾向にあるため、財務基盤は安定していることが分かります。
4.4.PBRの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
純資産:Form10-Kより
こちらは各年の年末株価と純資産から算出した過去10年間のPBRの推移グラフになります。
PBRのグラフを見ると直近3年間は15倍前後を推移していることが分かります。
10年の最大値 | 60.25倍 |
10年の最低値 | -16.14倍 |
10年の平均値 | 16.85倍 |
割高基準 | 16倍以上 |
割安基準 | 15倍以下 |
2022年末時点のPBRは16.69倍だから少し割高な水準にあるね!
パイセン
個人的には少し割高感があっても配当利回りを4%超えていれば買ってもいいのかなって思っています!
4.5.ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:Form10-Kより
こちらは純利益と純資産から算出した過去10年間のROEの推移グラフになります。
グラフを見ると純資産減少の為、マイナスに転じた年が2年ありましたが、その後68%台に回復していることが分かります。
自己資本をうまく活用できている企業なんだね!
パイセン
直近のJNJのROEは25.3%だからかなり高水準であることがわかるね!
4.6.ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:Form10-Kより
こちらは純利益と総資産から算出した過去10年間のROA推移グラフになります。
グラフを見ると2022年の数値は12.45%と2013年の15.38%には及ばないものの、過去10年を通して高水準にあることが分かります。
ROAも好調なんだね!
パイセン
直近のJNJのROAは9.2%なので、ABBVのROAは高水準であることが分かります!
5.アッヴィ(ABBV)の企業業績
こちらはアッヴィ(ABBV)過去10年の「営業収益」・「営業利益」・「純利益」の推移グラフになります。
グラフを見ると「営業収益」・「営業利益」・「純利益」は長期的に見ると右肩上がりで成長していることが分かります。
このまま好調なのかな?
パイセン
2023年にアッヴィの売り上げの4割を占める主力薬「ヒュムラ」の特許切れが発生するのでその辺の動向に注視が必要です!
1-3月期の決算発表では「ヒュムラ」特許切れの影響で前年同月比25%減(内、米国が26%減・海外が20%減)となり、売上は前年同月比10%減、調整後EPSは22%減という結果になりました。
しかし、第二四半期決算発表では調整後EPSは予想2.79ドルに対して結果2.91ドルと市場予想を上回りました。売上も予想135.2億ドルに対して結果139.7億ドルと4.5億ドルを上回り好調です。
引き続き第三四半期決算も注視していきましょう!
6.アッヴィ(ABBV)の将来性
アッヴィは今後どうなっていくのかな?投資しても大丈夫かな?
パイセン
個人の見解としてアッヴィの株価は長期的に見れば右肩上がりで成長していくと思います!
アッヴィは新薬の開発に積極的で長期的に見れば「ヒュムラ」のような新薬を開発できる可能性は非常に高いです。
また、前年同月比25%減だった「ヒュムラ」ですが、市場予想は上回っており、今後「ヒュムラ」の影響は小さくなることが予想されます。
また、「スキリージ」「リンヴォック」は市場予想は上回れなかったものの、商品ポートフォリオに多様性が出来てより強固な基盤が構築できると思います。
パイセン
毎年増配して配当利回りも4%超えているから個人的には今後も買い増していきたい銘柄です!
※この記事はアッヴィへの投資を推奨しているものでは無い為、投資判断は最終的に自分自身で行うようにしましょう。
7.まとめ
今回は米国のバイオ医薬品企業「アッヴィ(ABBV)」について解説しました。
パイセン
以上、この記事がアッヴィ(ABBV)に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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