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- シビタス・リソーシズ(CIVI)はどんな企業なのか
- 株価・配当の推移
- 配当が高い理由
- 最新の決算・株価指標の推移
- 投資するメリット・デメリット
- 配当利回り10％超えのシビタス・リソーシズ(CIVI)は「買い」なのか
パイセン
今回はカーボンニュートラルを目指している米国のエネルギー企業「シビタス・リソーシズ(CIVI)」について解説していきます。
- シビタス・リソーシズ(CIVI)はコロラド州デンバー・ジュールズバーグ盆地で石油・天然ガスの取得・開発・生産を行う米国のエネルギー企業
- 株価は業績悪化により長期低迷していたが、現在は65ドル台まで回復。配当は1株あたり7.60ドルと配当利回り10%を超え
- EPS・BPSは最高益、PER・PBRは割安水準
- ROE・ROAは米国の平均と比較するとやや上回っている
- 配当が高い理由は業績によって左右される「特別配当」が支払われている為
- 「特別配当」を除いても配当利回りが3%を超えていることから「買い」だと判断！
シビタス・リソーシズ(CIVI)ってどんな会社？
配当利回りは何で10%を超えているの？
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
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パイセン
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1.シビタス・リソーシズ(CIVI)ってどんな企業？
シビタス・リソーシズ(CIVI)とは、コロラド州デンバー・ジュールズバーグ盆地で石油・天然ガスの取得・開発・生産を行う米国のエネルギー企業です。
また、カーボンニュートラルを目指したエネルギーの生産を行っており、さまざまな二酸化炭素排出削減プロジェクトに取り組んでいます。
| 名称 | シビタス・リソーシズ |
| ティッカーシンボル | CIVI |
| 株価(ドル) | 61.58 |
| 配当利回り(予想) | 10.33% |
| セクター | エネルギー |
| 事業内容 | 石油・天然ガスの 取得・開発・生産 |
カーボンニュートラルを目指している米国のエネルギー企業なんだね！
シビタスは石油換算で1日あたり約16万バレル製造しています！
同じく高配当で人気が出てきているコロンビアの国営企業「エコペトロール(EC)」は1日あたり約72.5〜73万バレルである為、まだまだ成長段階の企業であることが分かります。
2.シビタス・リソーシズ(CIVI)の株価推移(チャート)
引用元：SBI証券
| 株価 | 61.58ドル |
| 配当利回り (予想) |
10.33% |
こちらは直近の株価から過去10年間を表したCIVIの株価チャートの推移になるのですが、株価は2017年後半には底値となり、その後長期に渡って低迷していることが分かります。
何で株価は低迷しているの？
CIVIは2015年・2016年に赤字を計上しており、業績悪化から株価は下落しました！
一時は10ドル台まで下落しましたが、業績が改善したこともあり、現在は60ドルまで回復しています。
| 経済状況 | 強いセクター | おすすめETF |
| 好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
| 後退期 | エネルギー | XLE |
| 不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
| 回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
| ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 |
ー |
3.シビタス・リソーシズ(CIVI)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額：TradingViewより
こちらは2013年〜2023年過去10年間の配当金推移グラフになります。
グラフを見ると2021年以降は無配だったものの、2021年から徐々に増配しており、2023年は7.6ドルと高水準であることがわかります。
何で配当が高いの？
配当が高い理由は2022年から特別配当を出している為です！
配当が高い理由
| 年度 | 権利落ち日 | 支払日 | 金額 (ドル) |
頻度 (配当) |
|---|---|---|---|---|
| 2023 | 12/14 | 12/29 | 0.5 | 四半期 |
| 2023 | 12/14 | 12/29 | 1.09 | 特別 |
| 2023 | 9/14 | 9/29 | 0.5 | 四半期 |
| 2023 | 9/14 | 9/29 | 1.24 | 特別 |
| 2023 | 6/14 | 6/29 | 0.5 | 四半期 |
| 2023 | 6/14 | 6/29 | 1.62 | 特別 |
| 2023 | 3/14 | 3/30 | 0.5 | 四半期 |
| 2023 | 3/14 | 3/30 | 1.65 | 特別 |
こちらは2023年度分四半期ごとの配当金になるですが、四半期配当は0.5ドル、特別配当で1ドル以上を支払っていることがわかります。
一時的な企業利益の増加による配当
業績が好調だったから特別配当として配当を出したんだね！
本来であれば、特別配当は一時的なものですが、2022年から続いている為、2024年も業績次第で期待が出来ます！
3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額：TradingViewより
各年の年末株価：Yahoo Financeより
こちらは2013年〜2023年過去10年間の配当利回り推移グラフになります。
グラフを見ると直近2年は配当利回りが10%を超えていることがわかります。
何で配当利回りがこんなに高いの？
配当利回りが高い理由は特別配当を支給した為です！
| 2024年1月時点の 配当利回り |
10.90% |
| 過去10年間の 平均配当利回り |
2.21% |
| 買い時の 配当利回り |
3.75% |
配当を出し始めたのが2021年である為、参考程度になるのですが、過去平均利回りは2.21%であるので、配当利回り10%超えは十分に美味しい利回りであることがわかります。
3.3.配当性向の推移
以下のデータより算出
年間配当金額：TradingViewより
EPS：Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間の配当性向推移グラフになります。
グラフを見ると直近の配当性向は43.1%であることが分かります。
会社の利益をどれだけ配当金に充てているかを表す指標
配当性向43.1%は高い方なの？
43.1%は特別配当を含んだものであることからまだまだ余力があることがわかります！
四半期配当だけの配当性向は約14%であり、無理のない配当支払いをしていることがわかります。
＞＞＞次ページ：株価指標、投資するメリット・デメリットについて
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