4.シビタス・リソーシズ(CIVI)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(総資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)

パイセン
今から6つの株価指標について解説していきます!
4.1.EPSの推移
以下のデータから算出
EPS(一株あたり利益):Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のEPS推移グラフになります。
グラフを見ると2015年〜2017年は赤字でマイナスですが、その後はプラ転しており、直近のEPSは14.58ドルと高水準です。
何でEPSはこんなにも高いの?


EPSが高いのは純利益が増加いる為で、純利益は原油先物価格と相関があります!
4.2.PERの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
EPS:Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のPER推移グラフになります。
グラフを見ると直近PERは3.97倍と低水準であることがわかります。
3.97倍は割安?


2015年〜2017年が赤字でマイナスPERである為、過去平均PERは出せませんが、2013年〜2014年と比較すると割安水準です!
4.3.BPSの推移
以下のデータから算出
純資産・発行株式総数:Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のBPS推移グラフになります。
グラフを見ると2018年から増加傾向にあり、直近のBPSは63.13ドルと過去最高水準になっています。
BPSが増加すると何がいいの?


BPSが増加すると言うことは純資産が増えていると言うことであり、財務の安定性が高まっていると言うことがわかります!
4.4.PBRの推移
以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
BPS(1株当たり純資産):Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のPBR推移グラフになります。
グラフを見ると2017年は8.2倍だったPBRが現在は0.92倍と低水準です。
PBR0.92倍は割安なの?


過去平均PBRが1.94倍だったことを踏まえると割安水準にあることがわかります!
10年の最大値 | 8.20倍 |
10年の最低値 | 0.39倍 |
10年の平均値 | 1.94倍 |
割高基準 | 2.0倍以上 |
割安基準 | 1.0倍以下 |
4.5.ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のROE推移グラフになります。
グラフを見ると直近のROEは23.22%と高水準にあります。
23.22%は高い方なの?


2021年米国ROEの平均値は18%であることから平均値よりは高いことがわかります!
4.6.ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:Form10-Kより
こちらは2013年〜2022年過去10年間のROA推移グラフになります。
グラフを見ると直近のROAは15.66%と2019年〜2021年と比べると高水準であることがわかります。
15.66%は高い方なの?


少し古いデータですが、2019年の平均ROAは6.2%であることから10%超えは高水準であることがわかります!
5.シビタス・リソーシズ(CIVI)の企業業績
こちらはシビタス・リソーシズ(CIVI)過去10年の「営業収益」・「営業利益」・「純利益」の推移グラフになります。
グラフを見ると2016年まで赤字でしたが、そこから徐々に回復して2022年は過去最高益を出しています。
業績は好調だね!


また、CIVIはテキサス州とニューメキシコ州にまたがる米国で最も収益性の高いシェール産地「パーミアン盆地」の買収合意が近づいていることもあり、収益アップに期待が出来ます!
この買収によって純利益が増加すれば増配の期待が出来る為、先行き見通しも明るいです。
6.シビタス・リソーシズ(CIVI)に投資するメリット(リターン)・デメリット(リスク)
まず初めに投資するメリットについて解説していきます。
投資するメリット
メリットは主に以下の2つです。
- 特別配当を含めると1ドルあたり7ドル以上の配当を受け取ることが出来る
- 特別配当を除いても配当利回り3%は得られる
メリット1:特別配当を含めると1株あたり7ドル以上の配当を受け取ることが出来る
一つ目のメリットは「特別配当を含めると1株あたり7ドル以上の配当を受け取ることが出来る」です。
2023年度分は「四半期配当」+「特別配当」で1株7.6ドルを支給されています。

業績次第ではありますが、配当利回り10%超えが期待出来ます!
メリット2:特別配当を除いても配当利回り3%は得られる
二つ目のメリットは「特別配当を除いても配当利回り3%は得られる」ことです。
2023年度の配当で特別配当を除くと2ドルであり、株価60ドル時点では配当利回りは約3%程度です。

特別配当を除いても3%の配当利回りを得られるなら投資妙味は非常に高いね!
投資するデメリット
次にデメリットについて解説していきます。
デメリットは主に以下の2つです。
- 減配のリスクがある
- 株価・配当・業績は原油価格に左右される
デメリット1:減配のリスクがある
一つ目のデメリットは「減配のリスクがある」ことです。
配当を出し始めたのは2021年と最近でそれ以前は無配でした。さらに高配当の大半は業績に左右される「特別配当」である為、減配のリスクは非常に高いです。

投資する際は「四半期配当」の配当額を意識して投資すれば減配しても気持ち的に余裕が生まれます!
デメリット2:株価・配当・業績は原油価格に左右される
二つ目のデメリットは「株価・配当・業績は原油価格に左右される」ことです。
CIVIは石油・天然ガスを生産・販売している為、原油価格は株価・配当・業績に大きな影響を与えます。
原油先物価格を見ると業績の良かった2022年は一時120ドルだったのが現在は77ドルまで減少しています。

原油価格は減少している訳ですから販売量でカバーするしかないね!
この記事はあくまで一個人の見解である為、投資判断は最終的にご自身で行うようお願いします
7.まとめ
今回はカーボンニュートラルを目指している米国のエネルギー企業「シビタス・リソーシズ(CIVI)」について解説しました。
- シビタス・リソーシズ(CIVI)はコロラド州デンバー・ジュールズバーグ盆地で石油・天然ガスの取得・開発・生産を行う米国のエネルギー企業
- 株価は業績悪化により長期低迷していたが、現在は65ドル台まで回復。配当は1株あたり7.60ドルと配当利回り10%を超え
- EPS・BPSは最高益、PER・PBRは割安水準
- ROE・ROAは米国の平均と比較するとやや上回っている
- 配当が高い理由は業績によって左右される「特別配当」が支払われている為
- 「特別配当」を除いても配当利回りが3%を超えていることから「買い」だと判断!

パイセン
以上、この記事がシビタス・リソーシズ(CIVI)に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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