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- コカ・コーラ(KO)今後の見通し
- 配当や増配年数について
- 最新の決算や株価指標の推移
- コカ・コーラはいつ買うべきか

パイセン
今回は米国株のコカ・コーラ(KO)について徹底解説していきます。
コカ・コーラは投資の神様「ウォーレン・バフェット」の保有銘柄として有名ですが、この記事では『株価や配当は今後どうなっていくのか』について解説していきます。
- コカ・コーラ(KO)とはアメリカ・アトランタに本社を置く世界最大の清涼飲料水メーカー
- 同業他社と比べて配当利回りは2.87%と高く、増配年数も61年と長い
- 2017年まではボトラー売却の為、業績は右肩下がりだったが、それ以降回復傾向にある
- RER・RBRが割安基準以下になったら買い!
コカ・コーラ(KO)に投資しようか検討している方
米国株投資を始めようと考えている方
このような方には必見の内容となっていますので是非最後まで読んでみて下さい。
また、米国株で資産形成を考えている方は米国株の手数料が安い「マネックス証券」がおすすめです。

パイセン
マネックス証券以外のネット証券について知りたい方はこちらの記事がおすすめです!
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1.コカ・コーラ(KO)の概要

『ザ・コカ・コーラ・カンパニー』は、アメリカ・アトランタに本社を置く世界最大の清涼飲料水メーカーです。
米国内での競合他社にはペプシコーラで有名な「ペプシコ(PEP)」があります。
飲料のコカコーラで有名な会社だね!


パイセン
2023/4/21時点のコカ・コーラの株価、配当利回りはこちら!
名称 | コカ・コーラ |
ティッカーシンボル | KO |
株価 | 64.05 |
配当利回り | 2.87% |
セクター | 生活必需品 |
事業内容 | 総合飲料事業 |
2.コカ・コーラ(KO)の株価推移(チャート)
株価 | 64.05ドル |
配当利回り | 2.87% |
こちらはKOの10年月足チャートになるのですが、株価の推移(チャート)を見ると株価は右肩上がりで推移しています。
また。コロナショックが起きた2022年には一時的に38ドル付近まで暴落したものの、現在では64.05ドルとコロナ前よりも高値を記録しています。

パイセン
コカ・コーラは生活必需品セクターなので不況の時に強い株(ディフェンシブ株)です!
経済状況 | 強いセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | ー |
飲料は人々の生活に欠かせない為、余程のことがない限り株価の暴落はおきません。
3.ペプシコ(PEP)との株価比較
KO(青) | PEP(赤) | |
---|---|---|
株価 | 64.05ドル | 185.41ドル |
配当利回り | 2.87% | 2.48% |
増配年数 | 61年 | 50年 |
トータルリターン | +45.58% | +80.42% |
こちらはコカ・コーラ(KO)の競合他社であるペプシコ(PEP)の5年チャートと比較したものになります。
チャート見ると長期での株価パフォーマンスはペプシコ(PEP)が良いことがわかります。
一方、コカ・コーラ(KO)の株価パフォーマンスはペプシコ(PEP)に劣るものの配当利回りは高いです。
株価の値上がり益(キャピタルゲイン)を狙いたい人はペプシコ(PEP)に投資した方が良さそうだね!


パイセン
コカ・コーラ(KO)はペプシコ(PEP)に比べて株価が低く配当利回りが高い為、配当(インカムゲイン)を狙うのにぴったりな銘柄だね!
4.コカ・コーラ(KO)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
4.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額:Investing.comより
こちらは過去10年間の配当金支払額の推移になります。
今年で61年連続で増配しているKOは50年以上連続で増配している企業である『配当王』に該当します。
61年連続で増配はすごいね!


パイセン
コカ・コーラ(KO)の増配はこれからも期待出来るね!
4.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額:Investing.comより
各年の年末株価:Yahoo Financeより
こちらは年間配当金と各年の年末株価から算出した過去10年間の配当利回りの推移グラフになります。
グラフを見ると過去10年の配当利回りは横ばいとなっています。
61年連続増配してるから配当利回りは増えないの?


パイセン
株価も右肩上がりで増えているから配当金が増えても横ばいなのです!
なので
配当利回りが変わらない=配当金が増えてない
では無いと言うことを覚えておきましょう。
4.3.配当性向の推移

以下のデータより算出
年間配当金額:Investing.comより
調整後希薄化EPS:Form10-Kより
こちらは年間配当金と調整後希薄化EPSから算出した過去10年間の配当性向の推移グラフになります。
グラフにばらつきはあるものの概ね80%付近を推移していることがわかります。
会社の利益をどれだけ配当金に充てているかを表す指標
つまり利益の80%を株主に還元しているってことだね!


パイセン
コカ・コーラ(KO)は利益を出し続ける限り80%前後の還元が見込めます!
5.コカ・コーラ(KO)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(純資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)

パイセン
今から6つの株価指標について
解説していきます!
5.1.EPSの推移
以下のデータを参照
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは過去10年間の調整後希薄化EPSの推移グラフになります。
2017年まで緩やかに減少傾向にありましたが、そこから現在まで右肩上がりに増えています。
2017年まで何で減少傾向だったの?


パイセン
それは構造改革によるボトラーの持ち株売却によるものです!
子会社のボトラーを切り離すことで売上水準は当然減る為、EPSが減少したと言う訳です。
しかし、現在のEPSは減るどころか過去10年で最も高いところを見ると2017年の減少は気にする必要はありません。
5.2.PERの推移

以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは各年の年末株価と調整後希薄化EPSから算出した過去10年間のPERの推移グラフになります。
過去10年を見てみると右肩上がりに増えていることがわかります。
10年の最大値 | 27.62倍 |
10年の最低値 | 19.55倍 |
10年の平均値 | 21.07倍 |
割高基準 | 23倍以上 |
割安基準 | 21倍以下 |
また、23/4/21時点のコカ・コーラのPERは29.25倍と米国の主要指数よりも高いことがわかります。

23/4/21時点 | コカ・コーラ(KO) | S&P500指数 | ナスダック100指数 | ラッセル2000インデックス |
PER | 29.25倍 | 18.62倍 | 26.75倍 | 32.96倍 |
今の所は割高感があるね!


パイセン
過去平均や成長率から見てPERが21倍以下なると割安水準になってきます!
5.3.BPSの推移
以下のデータから算出
純資産・発行株式総数:Form10-Kより
こちらは純資産と発行株式総数から算出した過去10年間のBPSの推移グラフになります。
2013年以降下落傾向だったBPSが2017年を境に回復傾向にあります。
これもボトラーの株式を10年かけて売却したことによるものなので、その後順調に増えている所を見ると企業の財務は十分安定していると言えます。
5.4.PBRの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
純資産:Form10-Kより
こちらは各年の年末株価と純資産から算出した過去10年間のPBRの推移グラフになります。
こちらも2017年にボトラーの株式売却が完了した為、それ以降はPBRが増加傾向にあります。
10年の最大値 | 12.43倍 |
10年の最低値 | 5.53倍 |
10年の平均値 | 9.76倍 |
割高基準 | 10倍以上 |
割安基準 | 8倍以下 |

パイセン
PBRの割安基準は8倍以下です!
5.5.ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:Form10-Kより
こちらは純利益と純資産から算出した過去10年間のROEの推移グラフになります。
ボトラーの切り離しが完了した2017年は7.31%に対して現在は39.61%と高水準です。

パイセン
2021年の米国企業のROE平均が22%だったことを見るとコカ・コーラ(KO)は高い水準にあることがわかります!
5.6.ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:Form10-Kより
こちらは純利益と総資産から算出した過去10年間のROA推移グラフになります。
こちらも2017年には1.42%でしたが、現在は10.29%と好調です。
10.29%って高いの?


パイセン
米国企業の平均ROAが6%と言うことを踏まえるとコカ・コーラ(KO)のROAは高いことがわかります!
6.コカ・コーラ(KO)の企業業績
こちらはコカ・コーラ(KO)過去10年の「営業収益」・「営業利益」・「純利益」の推移グラフになります。
「営業収益」・「営業利益」・「純利益」共に2017年から増加傾向にあります。
でも、営業収益は2012年ほどは回復していないね・・・


パイセン
確かに営業収益は回復していませんが、純利益は2017年以降を上回る成果を出しています!
営業収益は回復傾向にあり、純利益は増加傾向にあることを踏まえると今後の収益性も問題ないことがわかります。
7.まとめ
今回は米国株のコカ・コーラ(KO)について解説しました。
- コカ・コーラ(KO)とはアメリカ・アトランタに本社を置く世界最大の清涼飲料水メーカー
- 同業他社と比べて配当利回りは2.92%と高く、増配年数も61年と長い
- 2017年まではボトラー売却の為、業績は右肩下がりだったが、それ以降回復傾向にある
- RER・RBRが割安基準以下になったら買い!

パイセン
この記事がコカ・コーラ(KO)に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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