5.コカ・コーラ(KO)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(純資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)

パイセン
今から6つの株価指標について
解説していきます!
5.1.EPSの推移
以下のデータを参照
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは過去12年間の調整後希薄化EPSの推移グラフになります。
2017年に大きく減少しましたが、そこから現在まで右肩上がりに増えています。
2017年まで何で減少傾向だったの?


パイセン
それは構造改革によるボトラーの持ち株売却によるものです!
子会社のボトラーを切り離すことで売上水準は当然減る為、EPSが減少したと言う訳です。
しかし、現在のEPSは減るどころか過去10年で最も高いところを見ると2017年の減少は気にする必要はありません。
5.2.PERの推移

以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
調整後希薄化EPS:Form8-Kより
こちらは各年の年末株価と調整後希薄化EPSから算出した過去12年間のPERの推移グラフになります。
過去12年を見てみると2017年にEPSが減少した影響で増加したことを除けば概ね横ばいで推移していることがわかります。
12年の最大値 | 31.71倍 |
12年の最低値 | 21.40倍 |
12年の平均値 | 26.71倍 |
割高基準 | 25倍以上 |
割安基準 | 25倍以下 |
現在のPERは29.0倍(25/2/21時点)である為、割高であることが分かります。
5.3.BPSの推移

以下のデータから算出
純資産・発行株式総数:Form10-Kより
こちらは純資産と発行株式総数から算出した過去12年間のBPSの推移グラフになります。
2013年以降下落傾向だったBPSが2017年を境に回復傾向にあります。
これもボトラーの株式を10年かけて売却したことによるものなので、その後順調に増えている所を見ると企業の財務は十分安定していると言えます。
5.4.PBRの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
純資産:Form10-Kより
こちらは各年の年末株価と純資産から算出した過去12年間のPBRの推移グラフになります。
こちらも2017年にボトラーの株式売却が完了した為、それ以降はPBRが増加傾向にあります。
12年の最大値 | 12.43倍 |
12年の最低値 | 5.53倍 |
12年の平均値 | 9.84倍 |
割高基準 | 9.7倍以上 |
割安基準 | 9.7倍以下 |
PBRから割安なの?


過去平均PBRが9.76倍であることを踏まえると現在のPBR12.35倍(25/2/21時点)は割高水準であることが分かります!
5.5.ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:Form10-Kより
こちらは純利益と純資産から算出した過去12年間のROEの推移グラフになります。
ボトラーの切り離しが完了した2017年は6.22%に対して現在は41.86%と高水準です。

パイセン
2021年の米国企業のROE平均が22%だったことを見るとコカ・コーラ(KO)は高い水準にあることがわかります!
5.6.ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:Form10-Kより
こちらは純利益と総資産から算出した過去12年間のROA推移グラフになります。
こちらも2017年には1.42%でしたが、現在は10.72%と好調です。
10.72%って高いの?


パイセン
米国企業の平均ROAが6%と言うことを踏まえるとコカ・コーラ(KO)のROAは高いことがわかります!
6.コカ・コーラ(KO)の企業業績
こちらはコカ・コーラ(KO)過去13年の「営業収益」・「営業利益」・「純利益」の推移グラフになります。
「営業収益」・「営業利益」・「純利益」共に2017年から増加傾向にあります。
2024年の純利益は過去13年間で最高益だね!


純利益が増えているということは今後も株価・配当に期待ができます!
7.コカ・コーラ(KO)の買い時
コカ・コーラ株の買い時はいつなの?


個人的には配当利回り3%を超えていれば買いだと思っています!
今後も必ず増配するとは言い切れませんが、増配する可能性は非常に高い為、3%超えで買い増していけば減配しない限り3%以上は確約されます。
さらに株価が上昇、増配ともなればキャピタル・インカムの両取りが出来る為、非常に保有しやすい銘柄となっています。
この記事はあくまで一個人の見解である為、投資判断は最終的にご自身で行うようお願いします。
8.まとめ
今回は米国株のコカ・コーラ(KO)について解説しました。
- コカ・コーラ(KO)とはアメリカ・アトランタに本社を置く世界最大の清涼飲料水メーカー
- 同業他社と比べて配当利回りは2.86%と低いが、株価リターンは+18.66%と高い。増配年数も63年と長い
- 2017年まではボトラー売却の為、業績は右肩下がりだったが、それ以降回復傾向にあり、2024年は純利益が過去最高益
- 個人的な見解は配当利回りが3%を超えたら「買い」だと判断!

パイセン
この記事がコカ・コーラ(KO)に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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