※本サイトで紹介している商品・サービスの外部リンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。
- タチエス(7239)はどんな企業なのか
- 株価・配当の推移
- 最新の決算・株価指標の推移
- 配当利回りが高いタチエス(7239)は「買い」なのか
パイセン
今回は2023年10月時点の配当利回りランキング上位に存在する「タチエス(7239)」について解説していきます。
タチエス(7239)ってどんな会社?
配当利回り5%超えているけど投資しても大丈夫?
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
また、個別株で資産形成を考えている方は『単元未満株(プチ株)とNISA』が活用でき、少額から「auカブコム証券」がおすすめです。
パイセン
auカブコム証券以外のネット証券について知りたい方はこちらの記事がおすすめです!
>>>【2023年最新版】投資家が開設すべき!人気ネット証券口座9選!!
パイセン
銘柄分析に必要な情報を集めるのであれば投資情報アプリ「moomoo」がおすすめです!
有料級の情報が最短30秒の無料登録で手に入る為、興味のある方はチェックしてみてください。
「moomoo」の始め方・使い方についてはこちら
1.タチエス(7239)ってどんな企業?
タチエス(7239)とは、国内でも数少ない自動車用シートを製造する企業でかつては日産グループでしたが、現在は各社の自動車シートを製造しています。
事業内容 | 自動車用シートの製造 |
資本金 | 90億円 (2023年3月31日末現在) |
発行済株式の総数 | 35,242,846株 (2023年3月31日末現在) |
所在地 | 東京都青梅市末広町 一丁目3番1号 |
タチエスって自動車用シートを作っている会社なんだね!
パイセン
主要な取引先には「トヨタ自動車」や「本田技研工業(ホンダ)」、「日産自動車」などがあります!
国内の自動車メーカーほぼ全てのシートを作っていると言っても良いです。
2.タチエス(7239)の株価推移(チャート)
株価 | 1,666円 |
配当利回り | 5.74% |
こちらは直近から過去10年の株価チャートの推移グラフになるのですが、2020年のコロナショックで一時800円台まで下落しましたが、現在は1600円台まで回復しています。
株価は回復傾向にあるんだね!
パイセン
タチエスの業績は自動車生産量に影響される為、自動車生産数が増加すればシートの生産数も増加して株価は上昇する傾向にあります!
3.タチエス(7239)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
※2024年は予想の値になっています。
以下のデータを参照
年間配当金額:タチエス 決算短信より
こちらは2013〜2023年の過去10年間の配当金推移グラフになるのですが、2021年に約20円の大幅減配後、2022年・2023年は大幅に増配していることがわかります。
2024年の予想配当は92.8円と増配予定なんだね!
パイセン
2024年に92.8円支払われれば3期連続増配ですが、業績が赤字になると大幅減配のリスクがある為、注意が必要です!
3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額:タチエス 決算短信より
各年の株価:Yahoo Financeより
こちらは2013〜2023年の過去10年間の配当利回り推移グラフになるのですが、2013〜2019年にかけては1%台を推移していましたが、2022年から5〜6%台を推移していることがわかります。
何で配当利回りは5〜6%台に増加したの?
パイセン
長期的な株価は減少傾向にあったことから増加要因は「増配」によるものです!
23/10/12時点の 配当利回り | 5.60% |
過去10年間の 平均配当利回り | 2.09% |
買い時の 配当利回り | 3.75% |
また、こちらの表を見ると過去10年の平均配当利回りは2.09%なので現在の配当利回り5.60%はかなり高い水準にあることがわかります。
3.3.配当性向の推移
※0の年は赤字を計上した年になります。
以下のデータより算出
年間配当金額・EPS(1株当たり利益):タチエス 決算短信より
こちらは2013〜2023年の過去10年間の配当性向推移グラフになるのですが、直近5年間を見ると赤字の年を除くと概ね30〜40%台を推移していることがわかります。
直近の年(2023年)の配当性向は43.3%なんだね!
パイセン
配当性向の目安は30%と言われていますが、43.3%なので高配当株かつ無理のない配当支払いをしているとわかります!
4.タチエス(7239)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(総資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)
パイセン
今から6つの株価指標について
解説していきます!
EPSの推移
以下のデータを参照
EPS(1株当たり利益):タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のEPSの推移グラフになるのですが、2020年〜2022年の3年間赤字を計上していることがわかります。
何で2020年〜2022年の3年間は赤字を計上しているの?
パイセン
それはコロナや半導体不足によって自動車生産台数が減少した為です!
2021年から回復傾向にあり、2023年3月期決算では131.4円とプラスに転じています。
PERの推移
※0は赤字を計上している年です。
以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
EPS(1株当たり利益):タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のPERの推移グラフになるのですが、長期的に見ると減少傾向になっており、直近のPERは12.62倍となっています。
結局、今のPERって割安水準なの?
パイセン
現在のPERは過去平均PERと比較しても割安水準にあります!
10年の最大値 | 69.41倍 |
10年の最低値 | 7.06倍 |
10年の平均値 | 20.77倍 |
割高基準 | 15倍以上 |
割安基準 | 15倍以下 |
タチエスの過去10年平均PERは20.77倍なので現在のPERは割安水準にあることが分かります。
また、日経平均株価やプライム全銘柄と比較しても割安な水準にあります。
23/10/13時点 | タチエス | 日経平均 | プライム全銘柄 |
PER | 12.58倍 | 15.33倍 | 15.49倍 |
BPSの推移
以下のデータを参照
BPS(1株当たり純資産):タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のBPSの推移グラフになるのですが、概ね横ばいで推移していることがわかります。
BPSは安定している感じだね!
パイセン
BPSが右肩下がりで推移し始めたら注意が必要です!
PBRの推移
以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
BPS(1株当たり純資産):タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のPBRの推移グラフになるのですが、PBRもPER同様に減少傾向で推移していることがわかります。
PBRは割安水準?
パイセン
2023年10月時点のPBRは0.69倍なので過去平均PBRと比較して少し割高水準にあります!
10年の最大値 | 0.90倍 |
10年の最低値 | 0.39倍 |
10年の平均値 | 0.66倍 |
割高基準 | 0.90倍以上 |
割安基準 | 0.60倍以下 |
過去平均の0.66倍を割り切るようであればPBRの観点からも割安水準になると言えます。
ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のROEの推移グラフになるのですが、2023年のROEは7.25%と2017年〜2018年の水準まで回復していることがわかります。
ROE7.25%って高い方なの?
パイセン
2022年の全業種ROEの中央値が7.5%であることから飛び抜けて高いor低いと言うわけではありません!
2018年のROEが8.7%であることから今後8.7%を超えるか注視して行きたいです。
ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:タチエス 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のROAの推移グラフになるのですが、こちらもROEと同様の動きをしていることがわかります。
ROA3.43%って高い方なの?
パイセン
2022年の全業種ROAの中央値が5.6%であることから全体的には低いことがわかります。
5.タチエス(7239)の企業業績
こちらはタチエス(7239)過去10年の「営業収益」・「営業利益」・「経常利益」・「純利益」の推移グラフになります。
グラフを見ると業績は徐々に回復していることがわかります。「純利益」は2020年〜2022年の3年間赤字を計上していましたが、2023年はプラ転しています。
今後業績はどうなっていくと思う?
パイセン
個人的な考えですが、コロナも終わったことで業績は2018年水準まで回復されることが予想されます!
今後は自動車販売数の動向やそれに伴うシートの売り上げについて注視して行きましょう。
7.タチエス(7239)配当の今後について
2023年の配当利回りランキングの上位にいるタチエス(7239)だけど今後の配当や配当利回りはどうなっていくの?
パイセン
2023年は増配がありそうですが、それ以後の増配は「株主資本の増加次第」と言うところが結論になります!
こちらはタチエスのホームページから引用した図になるのですが、タチエス2021年度~2024年度の中期経営計画の株主還元方針は「DOEの3〜4%」を目安に配当を支払うとしています。
この図を見ると2023年時点でDOEは4%と方針の最大値であることがわかります。
つまり、このままいけば2023年は増配するけど2024年はDOEの算出上「株主資本の増加」がなければ増配がないことがわかります。
今後は「自社株買い」など「株主資本」が増加するニュースが出るか注視して行きましょう。
8.タチエス(7239)の株主優待について
タチエスは株主優待を導入しているの?
パイセン
過去に導入していましたが、2021年3月権利分を持って廃止しました!
株主優待内容 (QUOカード) | 保有年数 3年未満 | 保有年数 3年以上 |
---|---|---|
100株 | 1000円 | 2000円 |
300株 | 2000円 | 3000円 |
1000株 | 4000円 | 5000円 |
9.まとめ
今回は2023年10月時点の配当利回りランキング上位に存在する「タチエス(7239)」について解説しました。
パイセン
以上、この記事が『タチエス(7239)』に投資する際の参考になれば嬉しいです!
SNSのフォローよろしくお願いします! Twitter→@usagipaisenn Instagram→@usagi_paisen_blog
10.関連記事
仮想通貨を無料でゲットする方法
>>>【歩いて仮想通貨が貰える!】BitWalk(ビットウォーク)を使ってみた感想や使い方・評判について解説!
>>>【ジェムの換金率はいくら?】XLM(ステラルーメン)が無料で手に入るアプリ「ステラウォーク」を1ヶ月間実施してみた感想と始め方について解説!いくら稼げる?
>>>【評判・口コミ】怪しい?歩くだけで仮想通貨が無料で貰えるXPRWalk(リップルウォーク)を実際に使ってみた感想とやり方について徹底解説!
コメント