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こんにちは!うさぎパイセンです🐰
投資ブロガーのうさぎパイセン(@usagipaisenn)です🐰
今回はエネルギーセクターETF「XLE」について解説していこうと思います。
・エネルギーセクターへの分散投資が可能になる
・「XLE」について理解を深めることができる
この記事一つ読むだけで上記のメリットがあります!
この記事は
▶️エネルギーセクターに投資したいけど、何に投資をしたらいいかわからない
▶️エネルギーセクターに分散投資したい
このような方の悩みを解決する記事となっています。
また、米国ETFに投資するのであれば【SBI証券】がおすすめです!
SBI証券については下記の記事にて解説していますので、興味のある方は是非読んでみてください!
それでは「XLE」の概要から解説していきます。
1.「XLE」の概要
「XLE」の概要を説明する前にエネルギーセクターとは何か?について軽く解説します。
つまり、「エネルギーセクター=石油・石炭企業」だと覚えておけば大丈夫です。
米国の代表的な銘柄はエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などがあるね❗️
また、エネルギーセクターは後退期に成長する(強い)セクターです。
各経済状況によって成長するセクターは以下の通りです!
経済状況 | 成長するセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | ー |
後退期に成長する(強い)唯一のセクターだけど、その分扱いの難しいセクターです💦
それではエネルギーセクターについて学んだので、「XLE」の概要を解説していこうと思います。
「XLE」とは世界三大運用会社【ステート・ストリート・グローバル】が運用しているETFになります。
「XLE」の大まかな概要は以下の通りです。
総資産総額:22,482.52百万米ドル (2021/7/23時点)
基準価格:48.52(2021/7/23時点)
分配利回り:4.34%
経費率:0.12%
分配利回りが4%台と高配当ETFの部類に入るね✨経費率も「0.12%」と低めだね❗️
次に連動指数を見ていきましょう!
連動指数:エネルギー・セレクト・セクター指数
詳細:S&P500®指数におけるエネルギー・セクターのパフォーマンスを計測する指標
石油、ガス、消耗燃料およびエネルギ設備・サービスなどの業種に属する企業から構成されており、S&P500銘柄の内、エネルギーセクターを全て網羅しており、分散投資が可能である
「XLE」一つでエネルギーセクターに分散投資できるね!
その他にも資本財セクターに投資するのであれば「XLI」、ヘルスケアセクターに投資するのであれば「XLV」があるのでそちらも是非読んで見てください‼️
それでは次に「XLE」の株価チャート推移を見ていきましょう!
「XLE」の株価チャート推移
現在の「XLE」1年株価チャート推移は以下のようになっています!
「XLE」の7月19日現在の基準価格は46.94ドルと直近の高値56.19ドルから9.25ドル下落しています。
50日移動平均線を割り込んだので、このまま行けば200日移動平均線をサポートラインに下落する可能性が高いです。
200日移動平均線を割り込むとさらに下落する可能性があるから注意が必要だね💦
しかし、長期保有であれば短期の下落はチャンスだと思います。
次に「XLE」の株価指標を見ていきましょう!
「XLE」の株価指標
現在の「XLE」の株価指標が以下の通りです。
株価指標 | 7月23日時点 |
PER | 15.69倍 |
PBR | 1.68倍 |
組み入れ銘柄数 | 22銘柄 |
EPSの成長率 | 13.43% |
PCSR | 12.02% |
PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)の両方を見ると少し割高感が伺えるね❗️
PERやPBRの基準って何だろう?
PERやPBRの基準は以下のようになっています。
PBR(株価純資産倍率)・・・1株当たりの純資産に何倍値段が付けられているかを見る指標
基本的なPERの割安基準・・・15倍以下
基本的なPBRの割安基準・・・1倍以下
また、S&P500指数のPERは以下のようになっています。
✅S&P500・・・22.57倍
✅XLE・・・・・15.63倍
でも、S&P500のPERと比較すると割安な感じですね〜
市場全体で見るとエネルギーセクターは割安だね✨
さらに原油価格の推移も2020年5月を起点に一貫して右肩上がりで上昇しています!
このままいくと80$/バレルまで上昇しそうだね!引き続き原油価格の推移に注意していこう🔥
コロナ以前の水準まで回復したことを踏まえると今が絶好の買い場なのかもしれません。
次に組み入れ比率上位10銘柄と業種構成について見ていきましょう!
LINE FX2.「XLE」の組み入れ比率上位10銘柄と業種構成
まず初めに組み入れ比率上位10銘柄について見ていきましょう!
組み入れ比率上位10銘柄
「XLE」の組み入れ比率上位10銘柄は以下のようになっています。
※2021年7月23日時点です。
2.シェブロン(CVX) 21.01%
3.コノコフィリップス(COP) 4.69%
4.シュルンベルジェ(SLB) 4.37%
5.EOGリソーシズ(EOG) 4.31%
6.マラソン・ペトロリアム(MPC) 4.10%
7.キンダー・モルガン(KMI) 4.07%
8.パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD) 3.96%
9.フィリップ66(PSX) 3.81%
10.ウィリアムズ・カンパニーズ(WMB) 3.68%
エクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)の2銘柄で約40%の割合を占めているね❗️
2銘柄で約40%の割合を占めるETF「XLE」業種構成はどうなっているんだろ?
業種構成
「XLE」の業種別構成比率は以下の通りになっています!
「XLE」の業種構成は石油・ガス・消耗燃料とエネルギー設備・サービスの2つで構成されています。
✅石油・ガス・消耗燃料・・・91.04%
✅エネルギー設備・サービス・・・8.96%
石油・ガス・消耗燃料が9割も占めていて、エネルギー株に特化したETFってことが改めてわかるね✨
次に「XLE」に投資するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます!
3.「XLE」に投資するメリット・デメリット
今からは「XLE」に投資するメリット・デメリットについて解説していこうと思います。
「XLE」に投資するメリット
まず初めに「XLE」に投資するメリットですが、以下の3つが挙げられます!
▶️エネルギーセクターに分散投資することが出来る
▶️景気後退期(不況)に強いセクターである
▶️他のセクターに比べて配当利回りが高い
それでは順番に解説していきます!
エネルギーセクターに分散投資することが出来る
まず一つ目のメリットはエネルギーセクターに分散投資することが出来ることです。
先程の組み入れ比率上位10銘柄・業種別構成比率を見てもらうとわかりますが、エネルギー株100%で構成されており、その中でも石油・ガス・消耗燃料が9割も占めています。
セクターは分散できないけど、エネルギーセクター内の分散投資は可能だね✨
個別株はわからないけど、エネルギーセクターに投資したい方は「XLE」一つ買っておけばいいと思います。
景気後退期(不況)に強いセクターである
二つ目のメリットは景気後退期(不況)に強いセクターであることです。
エネルギーセクターは景気後退期(不況)に強いセクターとされています。
不況時に強い理由としてはガソリンは自動車や飛行機などの乗り物に必須なものだからです。
また、プラスチックや火力発電など利用方法は多岐に渡り、私たちの生活に欠かせないものであるため、景気の後退期や不況時に強いとされています。
他のセクターに比べて配当利回りが高い
三つ目のメリットは他のセクターに比べて配当利回りが高いことです。
「XLE」の分配利回りは4.34%と他のセクターと比べて非常に高いです。
他のセクターの分配利回りってどれくらい何だろう?
冒頭で紹介した3セクターの分配利回りは以下のようになっています
✅資本財セクター「XLI」・・・1.24%
✅金融セクター「XLF」・・・1.60%
✅ヘルスケアセクター「XLV」・・・1.36%
確かに他のセクターに比べてエネルギーセクターは利回りが高いね😆
また、「XLF」の4割を占めている2銘柄でエクソン・モービル(XOM)は6.1%、シェブロン(CVX)は5.4%と高利回りだね❗️
なので、長期の高配当投資をしている方はセクター分散も含めて投資しておくと良いかもしれません。
次に「XLE」に投資するデメリットについて解説していこうと思います。
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ「XLE」に投資するデメリット
次に「XLE」に投資するデメリットですが、以下の2つが挙げられます!
▶️ボラティリティが高い
▶️2銘柄が4割を占めている
それでは順番に解説していきます!
ボラティリティが高い
一つ目のデメリットはボラティリティが高いことです。
何で「XLE」(エネルギーセクター)はボラティリティが高いの?
「XLE」(エネルギーセクター)のボラティリティ(変動率)が高い要因として
✅OPECの動向
✅シェールオイルの生産動向
などがあります。
そもそも原油価格は需要と供給によって決まります。
その為、需給調整ができるOPECの動向や需給に影響するシェールオイルの産出量が原油価格に大きな影響を与えます。
原油生産量の約4割を占めているOPECの動向や原油の代替品となるシェールオイルの産出量が要因でボラティリティが高くなるよ‼️
ボラティリティが高いほど、売買のタイミングが難しいですが、長期投資をするのであれば毎月少しずつ積立投資することでリスク分散が可能です!
また、資産形成をする上で重要なことは何も1銘柄で勝つことではありません!
資産全体でプラスにすれば良いので、エネルギーセクター以外のセクターや株式以外の資産(金や債券など)にも分散投資してトータルで勝つことを意識しておきましょう❗️
金に投資するのであれば現物よりも管理が楽な金ETF「GLD」がおすすめです。
2銘柄が4割を占めている
二つ目のデメリットは2銘柄が4割を占めていることです。
「XLE」はエクソン・モービル(XOM)とシェブロン(CVX)の2銘柄で組み入れ比率の約4割を占めています。
✅エクソン・モービル(XOM)・・・23.81%
✅シェブロン(CVX)・・・21.01%
他のエネルギー株にもまとめて投資をしたい方は「XLE」がおすすめですが、個別株で投資する場合はエクソン・モービル(XOM)かシェブロン(CVX)のどちらか1つに投資しておけば十分だと思います。
4.まとめ
今回はエネルギーセクターETF「XLE」についてまとめました!
・エネルギーセクターは高利回りかつ景気後退期(不況)に強いセクターである
・ボラティリティや2銘柄で4割を占めている点には注意が必要!
この記事を読んでみてETFは少し難しいと思った方はこちらを参考にしてみて下さい‼️
資産形成をする上で米国株・日本株のどちらに投資したらいいかわからない方はこちらの記事を参考にしてください!
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