4.三ツ星ベルト(5192)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(総資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)

今から6つの株価指標について解説していきます!
EPSの推移

以下のデータを参照
EPS(1株当たり利益):三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のEPSの推移グラフになります。
グラフを見ると2023年は249.1円と過去10年間の中で最高益であることがわかります。
今後もEPSは右肩上がりで増加していくの?


今後、自動車の電動化が進むことを考えれば伝動ベルトの市場は縮小されることが予想されます!
しかし、それに代わる新分野の開発も進められている為、投資する際は新たな情報が出ないか注視する必要があります。
PERの推移

以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
EPS(1株当たり利益):三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のPERの推移グラフになります。
グラフを見ると2023年11月時点の予想PERは17.56倍と過去10年間を見ても割高であることがわかります。
10年の最大値 | 17.56倍 |
10年の最低値 | 6.65倍 |
10年の平均値 | 11.28倍 |
割高基準 | 12倍以上 |
割安基準 | 11倍以下 |
過去10年間と比較してみても割高だね・・・


過去10年間の平均PERは11.28倍なので現在のPERは割高と言えます!
また、日経平均株価やプライム全銘柄と比較しても割高な水準にあることがわかります。
23/11/22時点 | 三ツ星 ベルト |
日経平均 | プライム全銘柄 |
PER | 17.56倍 | 14.84倍 | 15.13倍 |
BPSの推移

以下のデータを参照
BPS(1株当たり純資産):三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のBPSの推移グラフになります。
グラフを見ると右肩上がりで増加しており、10年間で2.5倍増加しています。
BPSが増加傾向ということは財務の安定性が高まってるってことだね!


このことから三ツ星ベルトの財務が安定していることがわかります!
PBRの推移

以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
BPS(1株当たり純資産):三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のPBRの推移グラフになります。
グラフを見ると2023年11月は1.32倍と過去10年間と比較しても割高であることがわかります。
10年の最大値 | 1.27倍 |
10年の最低値 | 0.49倍 |
10年の平均値 | 0.86倍 |
割高基準 | 1.0倍以上 |
割安基準 | 1.0倍以下 |
過去平均と比較しても割高な水準なんだね!


このことからPBRの観点からも割高であることがわかります!
ROEの推移

以下のデータから算出
純利益・純資産:三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のROEの推移グラフになります。
2020年〜2022年の3年間は8%を下回っているものの、概ね8%以上をキープしていることがわかります。
2023年のROEは8.07%だけど高い方なの?


2022年の全業種ROEの中央値が7.5%だったことを踏まえると8%超えは高い方であるということがわかります!

ROAの推移

以下のデータから算出
純利益・総資産:三ツ星ベルト 決算短信より
こちらは2013年〜2023年過去10年間のROAの推移グラフになります。
グラフを見るとROEと同じ動きで推移しており、概ね5%以上で推移しています。
2023年のROAは5.81%だけど高い方なの?


2022年の全業種ROAの中央値が5.6%だったことを踏まえると5.81%は平均的であることがわかります!

5.三ツ星ベルト(5192)の企業業績

こちらは三ツ星ベルト(5192)過去10年の「営業収益」・「営業利益」・「経常利益」・「純利益」の推移グラフになります。
2023年は過去10年の中で最高益を更新しており、業績は好調です。
今後も好調に推移するのかな?


必ず好調とは言い切れません。先述した通り、自動車の電動化に伴い伝動ベルトの市場は縮小していく為、今後は新分野の開発にかかっていると言えます!
今の所は好調ですが、今後はいかに電動化(EV化)に対応していくか注視していく必要があります。
6.三ツ星ベルト(5192)今後の見通し
三ツ星ベルトの株価や配当は今後どうなっていくの?


個人の見解としてはこのまま円安が進めば株価・配当にはプラス材料となります!
三ツ星ベルト(5192)収益の内訳として海外ベルトが5割以上を占めています。
当然円安であれば海外からの買い付けが増える為、業績が良くなることが予想されます。
業績が良ければその分配当額も増える為、投資妙味はあると言えます。

これはあくまで個人の見解なので投資判断は最終的にはご自身で行って下さい!
7.まとめ
今回は2023年の配当利回りランキング上位にある三ツ星ベルト(5192)について解説しました。
- 三ツ星ベルト(5192)とは伝動ベルトなどの工業ベルトを製造・販売する企業
- 株価はコロナショック時から約3.8倍上昇。配当は2期連続増配で250円、配当利回りは5.7%超え
- 2023年のEPSは249.1円と過去最高益、BPSは10年間増加傾向。PER・PBRは共に割高水準
- ROEは8%と全業種の中央値よりもやや高い
- 今後も円安等のプラス材料が続けば「買い」だと判断!

以上、この記事が『三ツ星ベルト(5192)』に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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