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- シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)はどんな企業なのか
- 配当性向の推移
- 最新の決算・株価指標の推移
- シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)の将来性
- シベストグループの高配当は「持続可能」なのか
- 配当利回り10%超えのバンコロンビアは「買い」なのか

パイセン
今回はコロンビアの独立金融機関「シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)」について解説していきます。
- シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)はコロンビアをはじめとした周辺国に事業を展開するコロンビア最大級の金融機関
- 株価は長期的に下落トレンドが続いたが、現在の株価は約40ドルと過去の底値約20ドルから見ると5年で2倍上昇している。配当は1株あたり約4ドルと高水準。※2025年から年一回の配当支払いに変更(特別配当除く)。
- EPS・BPSは増加傾向、PER・PBRは減少傾向で割安水準
- ROE・ROAは同業種と比較しても高い水準にある
- 2024年の業績は好調、2025年1Qの純利益は「前年同期比4.5%増」かつ高ROEを維持しており、将来の見通しは明るい!
- 業績が好調であれば高配当は今後も持続可能!
- 減配リスク・地政学的リスクはあるがそれを踏まえても「買い」だと判断
シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)ってどんな会社?
配当利回り10%超えているけど投資しても大丈夫?
上記のような疑問を解決できる記事になっています。
また、シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)のような海外株に投資するのであれば「マネックス証券」がおすすめです。

パイセン
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1.シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)ってどんな企業?
シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)とは、個人・企業向けに金融商品やサービスを提供するコロンビア最大級の金融機関です。
拠点は「コロンビア」を始め、「パナマ」「エルサルバドル」「プエルトリコ」「グアテマラ」「バルバドス」などの国にあります。
名称 | シベストグループ (旧バンコロンビア) |
ティッカーシンボル | CIB |
株価(ドル) | 41.05 |
配当利回り(予想) | 15.66% |
セクター | 金融 |
事業内容 | 金融商品・サービスの提供 |
コロンビア最大級の銀行なんだね!


パイセン
日本で言えば「三井住友FG」や「三菱UFJFG」などのメガバンクみたいなものだね!
2025/5/19に名称がバンコロンビアからシベストグループへ変更しています。
2.シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)の株価推移(チャート)
引用元:SBI証券
株価 | 41.05ドル |
配当利回り (予想) | 15.66% |
こちらは直近の株価から過去10年間を表したCIBの株価チャートの推移になるのですが、長期的に見ると株価は下落傾向にあることがわかります。
また、200日移動平均線をレジスタンスに上値が抑えられています。
長期保有でもキャピタルゲインは狙えそうにないね・・・


パイセン
キャピタルは狙えませんが、配当利回りは10%超えとインカムには期待できそうです!
尚、バンコロンビアは金融セクターなので回復期に強いセクターとなっています。
経済状況 | 強いセクター | おすすめETF |
好況期 | 資本財・素材・一般消費財 | XLI、XLB、XLY |
後退期 | エネルギー | XLE |
不況期 | 通信・生活必需品・ヘルスケア・公共事業 | XLC、XLP、XLV、XLU |
回復期 | 情報技術(ハイテク)・金融 | VOO、QQQ、XLF |
ー | セクターローテーション 好況期⇨後退期⇨不況期⇨回復期 | ー |
3.シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)の配当について
- 配当金の推移
- 配当利回りの推移
- 配当性向の推移
3.1.配当金の推移
以下のデータを参照
年間配当金額:moomooアプリより
こちらは2014年〜2025年過去12年間のドル建て配当金の推移グラフになります。
グラフを見ると2014年〜2020年までは1.5〜1.0ドル水準の配当を出していましたが、2021年は大幅減配して翌年には過去最高水準の配当を支払っています。
毎年安定した配当を受け取れるって感じではなさそうだね・・・


パイセン
後述してある企業業績の所を見ればわかりますが、2020年の純利益は過去10年で最も低い水準であることから配当の支給額は純利益の大小が関係しています!
今年の権利落ち日時点で5株保有しており、約3000円の配当金を頂きました。

配当の支払い月・権利確定日

CIBの配当が貰える月や権利確定日っていつなの?


2025年は配当支払い方法が変更され、年4回の配当から年1回になっています。変更後の権利落ち日は3/31、支払日は4/11となっています!
権利落ち日 | 配当額 | 配当支払日 |
---|---|---|
2023/3/30 | 0.69586 | 2023/4/13 |
2023/6/29 | 0.77269 | 2023/7/14 |
2023/9/28 | 0.75801 | 2023/10/12 |
2023/12/29 | 0.735 | 2024/1/13 |
2024/3/28 | 0.90624 | 2024/4/17 |
2024/6/27 | 0.85451 | 2024/7/12 |
2024/9/27 | 0.82971 | 2024/10/11 |
2024/12/30 | 0.80095 | 2025/1/13 |
2025/3/31 | 3.71168 | 2025/4/11 |
2025/4/28 | 0.35081 | 2025/5/6 |
配当にかかる税金について

CIBってコロンビアの会社だけど配当の税金ってどうなるの?


パイセン
CIBはコロンビアADR(米国預託証券)該当する為、配当にかかる税金は20.315%(日本の税金分)だけになります!
本来、米国株であれば現地課税10%と日本の配当課税20.315%がかかるのですが、CIBは米国外の外国企業(ADR銘柄)である為、現地課税10%は課税されません。
さらにNISA口座で保有すれば20.315%も課税されなくなる為、非課税で配当を受け取る方が出来ます。

CIBの配当を非課税で受け取りたい方は必ずNISA口座で保有しましょう!
3.2.配当利回りの推移
以下のデータより算出
年間配当金額:moomooアプリより
各年の年末株価:Yahoo Financeより
こちらは2014年〜2025年(予想)までのドル建て配当利回りの推移グラフになるのですが、2020年までは概ね横ばいで推移しており、そこから大幅に下落後、2022年は9%まで上昇しています。
2025年の予想配当利回りは15%超えと右肩上がりで増えてるね!


パイセン
配当利回りが増加する要因には「株価の下落」と「配当金の増加」があるけど今回の場合は後者が要因だね!
2025年5月時点の 配当利回り | 15.66% |
過去11年間の 平均配当利回り | 4.89% |
買い時の 配当利回り | 5.00% |
2025年の予想配当利回りは15%を超えているので投資妙味は非常に高いと言えます。
3.3.配当性向の推移
以下のデータより算出
年間配当金額・EPS:Form20-Fより
こちらは年間配当金とEPSから算出した2014年〜2024年の配当性向の推移グラフになります。
2020年に370%を一回超えた以外は概ね30%〜40%の範囲内で推移していることがわかります。
会社の利益をどれだけ配当金に充てているかを表す指標
グラフを見る感じ2020年以外は余裕を持って配当を支払っているね!


パイセン
直近の配当性向は43.9%とまだまだ余裕があることがわかります!
4.シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)の株価指標
- EPS(企業の成長性を図る指標)
- PER(株価から割安度を図る指標)
- BPS(企業の財務安定性を図る指標)
- PBR(純資産から割安度を図る指標)
- ROE(企業が自己資本に対してどれだけの当期純利益を上げているのかを表す指標)
- ROA(総資産に対してどれだけの当期純利益を上げているのかの指標)

パイセン
今から6つの株価指標について解説していきます!
4.1.EPSの推移
以下のデータから算出
EPS(一株あたり利益):Form20-Fより
こちらは2013年〜2024年過去12年間のEPS推移グラフになります。
グラフを見ると2020年には0.41ドルまで減少しましたが、その後は大幅に増加して2024年には過去最高の6.58ドルまで増加しています。
2020年は何で0.41ドルまで減少したの?


パイセン
それは新型コロナウイルスの影響によるものです!
先述しましたが、CIBは「コロンビア」を始め「パナマ」「エルサルバドル」「プエルトリコ」「グアテマラ」「バルバドス」など各国に事業を展開している銀行企業になります。
新型コロナウイルスが蔓延したことにより、各国の経済停滞や金融不安が起き、CIBの業績に影響を及ぼしました。
しかし、2021年からは経済は回復傾向にあり、業績にも顕著に表れています。
4.2.PERの推移
以下のデータから算出
各年の年末株価:Yahoo Financeより
EPS:Form20-Fより
こちらは各年の年末株価とEPSから算出した2013年〜2024年過去12年間のPER推移グラフになります。
2020年は「EPSの減少」により98.24倍まで増加したものの、直近4年間は概ね4〜7倍台で推移していることがわかります。
12年の最大値 | 98.24倍 |
12年の最低値 | 4.78倍 |
12年の平均値 | 16.41倍 |
割高基準 | 15倍以上 |
割安基準 | 10倍以下 |

2025年5月時点のPERは6.54倍であることから割安水準と言えます!
4.3.BPSの推移
以下のデータから算出
純資産・発行株式総数:Form20-Fより
こちらは純資産と発行株式総数から算出した2013年〜2024年過去12年間のBPS推移グラフになります。
グラフを見ると右肩上がりに増えていることがわかります。
純資産は順調に増えているんだね!


パイセン
BPSは財務の安定性を図る指標なので増加傾向と言うことはより強固な財務になっていると言うことがわかります!
4.4.PBRの推移
以下のデータから算出
各年の株価:Yahoo Financeより
BPS(1株当たり純資産):Form20-Fより
こちらは各年の年末株価とBPSから算出した2013年〜2024年過去12年間のPBR推移グラフになります。
グラフを見ると2013年には4倍近くあったPBRは2024年には1.43倍まで減少しています。
PBRは何で減少したの?


パイセン
BPSが増加傾向にあることを踏まえるとPBRが減少している要因は「株価の下落」です!
10年の最大値 | 3.94倍 |
10年の最低値 | 1.40倍 |
10年の平均値 | 2.46倍 |
割高基準 | 2.4倍以上 |
割安基準 | 1.5倍以下 |
現在の予想PBRは1.03倍付近なのでPBRからも割安水準にあることがわかります。
4.5.ROEの推移
以下のデータから算出
純利益・純資産:Form20-Fより
こちらは2013年〜2024年過去12年間のROEの推移グラフになります。
グラフを見るとEPS同様に2020年には1%まで減少しましたが、2022年は17.35%と過去最高水準にあることがわかります。
株主資本を効率よく活用できているってことだね!


パイセン
米国の大手銀行「バンク・オブ・アメリカン」の2022年ROEが10.61%だったことを踏まえると17%台はかなり高い水準であることがわかります!
4.6.ROAの推移
以下のデータから算出
純利益・総資産:Form20-Fより
こちらは2013年〜2024年過去12年間のROAの推移グラフになります。
グラフを見るとROAは概ね1〜2%台を推移していることがわかります。
ROAが1%って結構低いんだね・・・


銀行業は融資を生業としている為、ROAの低さは仕方のないことです!
5.シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)の企業業績
こちらはバンコロンビア(CIB)過去10年間の「営業収益」「営業利益」「純利益」を表したグラフになります。
「営業収益」は右肩上がりで増えており、「純利益」は2022年は最高益が出ていることがわかります。
グラフを見る感じ業績も好調だね!


パイセン
前年同期比で比較すると「増収減益」が1・2Q続いているので今後の業績の動向に注視していきましょう!
6.シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)に投資するメリット・デメリット
シベストグループ(旧バンコロンビア)(CIB)投資するとどんなメリット・デメリットがあるの?


パイセン
投資するメリット・デメリットについては同じコロンビア企業の「エコペトロール(EC)」と類似するのでそちらの記事を読んでいただけると幸いです!
8.シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)の将来性
シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)の将来の見通しは?


2025年Q1の純利益は前年同期比で4.5%増であり、ROEも16.3%と高水準を維持していることから見通しは明るいと思っています!
また、2025年金利マージンの見通しは約6.2%と安定しており、預金についても前年同期比で約13%増加していることから財務の健全性も良しといえます。
また、デジタルプラットフォーム「ネキ(Nequi)」のユーザー数も2000万人を超え、2025年末までに貸出残高が1.2兆COPを達成する見込みとなっています。
9.まとめ
今回はコロンビアの独立金融機関「シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)」について解説しました。
- シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)はコロンビアをはじめとした周辺国に事業を展開するコロンビア最大級の金融機関
- 株価は長期的に下落トレンドが続いたが、現在の株価は約40ドルと過去の底値約20ドルから見ると5年で2倍上昇している。配当は1株あたり約4ドルと高水準。※2025年から年一回の配当支払いに変更(特別配当除く)。
- EPS・BPSは増加傾向、PER・PBRは減少傾向で割安水準
- ROE・ROAは同業種と比較しても高い水準にある
- 2024年の業績は好調、2025年1Qの純利益は「前年同期比4.5%増」かつ高ROEを維持しており、将来の見通しは明るい!
- 業績が好調であれば高配当は今後も持続可能!
- 減配リスク・地政学的リスクはあるがそれを踏まえても「買い」だと判断

パイセン
以上、この記事が「シベストグループ(旧バンコロンビア)ADR(CIB)」に投資する際の参考になれば嬉しいです!
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